写真で見る!「黒岩日記」-令和5年10月17日、18日
更新日:2023年10月17日
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遼寧省訪問の2日目はまず、40周年記念事業の一環として開催された、神奈川県・遼寧省青少年書画交流展の開幕式に出席しました。私も展示作品を拝見しましたが、大人顔負けの作品もあり、非常に感銘を受けました。こうした形で若い世代が文化交流することは素晴らしいことだと思っています。
次に、「神奈川投資セミナー」を開催しました。神奈川に関心を持っている多くの中国企業が集まる中、企業誘致施策「セレクト神奈川NEXT」の取組を紹介するなど、私自らトップセールスを行いました。
セミナー終了後に開催されたビジネス交流会では、神奈川産業振興センター企業ミッション団の下、私自身が、中国側の参加者一人ひとりに、神奈川県の魅力をアピールしました。今後、本県への誘致につながることを期待したいと思います。
また、講演会に出席し、遼寧省で健康・福祉分野に関わる方々に向けて、本県の未病の取組などを紹介しました。遼寧省は、中国でも特に高齢化が進んでいる地域となっており、本県取組に大変関心を持っていただき、高齢化という共通課題をどう乗り越えるかということについて意見を交わしました。
その後、東北育才外国語学校で行われた日本語によるスピーチコンテストに参加しました。東京大学にも合格者を出しているという日本語学科の高校生によるスピーチを聞かせていただきましたが、レベルの高さに圧倒されました。こうした若者たちが今後の神奈川県と遼寧省、日本と中国との交流において活躍してくれることを期待しています。
この日の最後は、在瀋陽日本国総領事館を訪問し、片江総領事と面談をいたしました。遼寧省の現地情勢等について伺いながら、意見交換をするとともに、今後も本県と遼寧省の交流にご協力いただけるようお願いしました。
最終日となる3日目は、大連市において、劉恩挙大連市常務副市長と面談しました。
大連市は国内でも高齢化率が高いこともあり、本県の未病の取組をお話したところ、強い関心を示されました。
また、大連市には、公益財団法人神奈川産業振興センターが事務所を設置しており、県職員も派遣して、中国企業の誘致や県内企業の中国への展開支援を行っていますので、引き続き両地域が相互に連携していくことをお話しました。
今回の訪問を契機に、今後も遼寧省との友好交流が更に広がっていくよう、取り組んでまいります。
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