写真で見る!「黒岩日記」-令和5年11月9日
更新日:2023年11月9日
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神奈川県では、子ども・子育てにやさしい社会の実現に向け、私と神奈川県庁が「こどもまんなか応援サポーター」に就任して、「子育て不安解消」につながる様々なアクションを実施しています。
そして、「秋のこどもまんなか月間」の11月9日、こども家庭庁と協力し、「かながわこどもまんなかミーティング~『こどもまんなかアクション』リレーシンポジウムinかながわ~」を、横浜市のヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで開催しました。
県内33市町村、こども家庭庁、さらにNPO法人や企業の方など、約100名の皆様にご参加いただき、広い会場がいっぱいになりました。
こども家庭庁の加藤こども政策担当大臣から、「子ども・子育てにやさしい社会づくりのためには、地域社会、企業など様々な場で、年齢、性別を問わず、全ての人が子どもや子育て中の方を応援するといった、社会全体の意識改革を進める必要があり、政府全体で取り組んでいます。本日のリレーシンポジウムを通じて、多くの皆さんが子ども・子育てにやさしい社会づくりに参加していく機運が高まることを期待しています。」とメッセージをいただきました。
続いて、こども家庭庁小宮長官官房長から、「こども政策の課題と展望」について、ご講演をいただき、国が今年6月に策定した「こども未来戦略方針」の背景や具体的な取組、今年度作成する「子ども大綱」の検討状況など、子ども政策に関する最新の動向を共有することができました。
全国的に子ども食堂の支援を行っている認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの西川氏からは、「地域の子どもの居場所づくり~こども食堂と地域の連携~」をテーマにご講演をいただきました。
こども食堂があると、子どもだけでなく保護者や高齢者の方の居場所にもなり、地域全体にとって多くのメリットがある、というお話を伺い、こども食堂など子どもの居場所が、コミュニティ創出にむけて重要な役割を担っていることを改めて確認しました。
次に、子ども・子育て施策の更なる充実に市町村と県がより一層連携して取り組むため、市町村長との意見交換を行いました。「子育て支援のデジタル化」や「結婚・妊娠・出産・育児の切れ目ない支援」、「子どもの居場所づくり」についてじっくり議論をし、各市町村の特色を生かした取組や市町村長の熱い思いをお伺いすることができました。
最後に、県と市町村それぞれの子育て施策に対する思いを書いたフリップを持って、記念撮影を行いました。
このミーティングが契機となり、国、県、市町村が一層連携を深め、さらに民間企業やNPOなどとともに、社会全体で、「子ども・子育てにやさしい社会を実現する」という機運を高めていけるよう、しっかりと取り組んでいきます。
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