更新日:2024年4月4日
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淡水魚類図鑑
サケ目サケ科
成魚(芦ノ湖) |
分布 | カリフォルニア州以北とアジアのエトロフ島以北。北海道にも、少数そ上してます。 |
形態 | 成熟すると、頭部が緑色、背中と腹部が鮮やかな赤色に変わり、雄は背びれの前が盛り上がってきます。 稚魚は、背中が緑色で体側は銀色、10個のパーマークがあります。 |
生態 | ベニザケは、湖から流れ出た川にそ上し、湖に流れ込む川で産卵します。北海道では6から7月にそ上が見られ、10月頃に卵を産みます。 ふ上した稚魚は1年から数年湖で生活し、その後海へくだります。3から8年後再び生まれた川に戻ってきます。 支笏湖や中禅寺湖、芦ノ湖には、このベニザケが海へ降らずに成熟する魚がいます。これがヒメマスと呼ばれており、湖の中で一生を終えます。 |
備考 | 肉は赤く、非常に美味しい魚です。 芦之湖漁業協同組合ではヒメマスを採捕し、養魚施設内で採卵とふ化、稚魚飼育を行い、湖に放流しています |
幼魚 |
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