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更新日:2024年4月1日
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神奈川県教育施設課では、県立学校の校舎等の耐震化・老朽対策等を行っています。
平成28年度から新まなびや計画※【1】に基づき、校舎等の耐震化・老朽化対策等に取り組んでまいります。
※【1】「県立学校施設再整備計画」(新まなびや計画)
「県立学校施設再整備計画」(新まなびや計画)の概要[PDFファイル/39KB]
(単位:棟)
新耐震設計基準 | 旧耐震設計基準 |
計 |
|
全棟数 |
288(37.8%) |
474(62.2%) |
762 |
うち校舎棟 |
220(38.5%) |
351(61.5%) |
571 |
県の耐震診断基準は、Is値※2に地域ごとの東海地震及び南関東地震が起きた際の建物に係る地震力(予想加速度)や地盤条件、敷地形状などを加味し、「要大規模補強」「要小規模補強」「補強不要」の三つの区分※3で診断しています。
Is値とは構造耐震指標といい、耐震診断において判断基準となる数値で、地震に強い構造かどうかを表す数値をいう。これは建物の壁量や形状などから算出される指標で、配置バランスが良く、壁の量が多いほど高い値になり、Is値が高ければ高いほど耐震性能が高いことを示す。
Is値の目安
Is値0.3未満 地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、または崩壊する危険性が高い。
Is値0.3以上0.6未満 地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、または崩壊する危険性がある。
Is値0.6以上 地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、または崩壊する危険性が低い。
※3 大規模補強と小規模補強
大規模補強 想定被害として建物の全体または大部分に渡り柱・耐力壁のせん断破壊等が生じ、水平耐力の大部分を失っている状態になるため、建物全体に大規模な補強が必要となる。 小規模補強 想定被害として建物に部分的な柱・耐力壁のせん断破壊等が生じるが、全体としては水平耐力の低下は著しくないことから、部分的な構造体の補強となる。 |
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