1　神奈川県労働委員会の動き

概況

　令和4年1月から12月までの1年間に当委員会で取り扱った事件（係属事件）について取りまとめたところ、調整事件は前年から2件減少して14件だった。不当労働行為事件は、前年から1件増加して55件だった。

　最近10年間における事件数の推移をみると、調整事件については、新規申請件数は平成25年以降、係属件数は平成26年以降、いずれも減少傾向にある（図1参照）。不当労働行為事件については、新規申立件数は平成25年から減少傾向にあり、係属件数は平成26年をピークとして減少し、直近3年はほぼ横ばいである。（図2参照）。

　なお、令和4年の個別労働関係紛争のあっせん事件は1件だった。

【調整事件　新規申請件数・係属件数の推移】

年	H25	H26	H27	H28	H29	H30	H31/ R元	R2	R3	R4
新規申請	28	24	22	18	16	14	15	12	12	11
係属件数	28	30	28	25	25	22	19	16	16	14
終結件数	22	24	21	16	17	18	15	12	13	10

 

 

 

 

 

 

 

 

【不当労働行為事件　新規申立件数・係属件数の推移】

年	H25	H26	H27	H28	H29	H30	H31/ R元	R2	R3	R4
新規申立	42	39	35	29	37	25	26	29	32	25
係属件数	88	91	79	78	76	71	64	54	54	55
終結件数	36	47	30	39	30	33	39	32	24	35

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