2(1)　調整事件の取扱状況

係属件数・終結件数

令和4年に当委員会が取り扱った調整事件は14件であり、前年から2件減少した。その内訳は、前年からの繰越しが3件、新規申請が11件であり、このうち10件が終結し、4件が翌年への繰越しとなった。

なお、調整区分はいずれも「あっせん」であり、仲裁は昭和45年以降、調停は昭和61年以降、係属していない。

2-1表　調整事件の処理状況（単位：件）

		H30	H31/R元	R2	R3	R4
係属件数	前年からの繰越	8	4	4	4	3
	新規	14	15	12	12	11
	合計	22	19	16	16	14
終結件数	解決	10	10	3	3	6
	不調・打切り	7(3)	5(3)	9(3)	8(2)	3(2)
	取下	1(0)	0(0)	0(0)	2(0)	1(1)
	合計	18(3)	15(3)	12(3)	13(2)	10(3)
翌年へ繰越		4	4	4	3	4
解決率（％）		58.8	66.7	25.0	27.3	66.7

(注1）（）内は、被申請者があっせんに応じなかった事件を内数で示したもの。

(注2）解決率は、解決件数を取下げを除く終結件数で除したもの。

平均処理日数・平均調整回数

令和4年に終結した事件の申請から終結までの1件当たりの平均処理日数は107.5日で、前年と比較して1.6日短縮した。

なお、あっせんが実施され、令和4年に終結した事件の平均調整回数は2回で、前年と比較して0.2回増加した。

2-2表　調整事件の平均処理日数・調整回数（処理日数　単位：日、調整回数　単位：回）

	H30	H31/R元	R2	R3	R4
平均処理日数	112.7	98.8	89.3	109.1	107.5
平均調整回数	3.5	2.7	2.5	1.8	2.0

（注）平均調整回数は、終結件数のうち、あっせんを実施した事件に係る調整回数をあっせん実施事件数で除したもの。

2-3表　令和4年調整事件一覧（PDF：255KB）

2-3表　令和4年調整事件一覧（エクセル：15KB）

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