ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 「神奈川県版脱炭素モデル地域」を「三浦半島地域圏」に設定し、調査事業を開始します
更新日:2022年7月29日
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県は、今年度、脱炭素化に向けた対策を総合的に検討し、戦略の取りまとめを進めています。この戦略の一環で、地域の脱炭素化を図るための「神奈川県版脱炭素モデル地域」(以下「モデル地域」という。)を「三浦半島地域圏」に設定し、調査事業を開始しますので、お知らせします。
モデル地域の設定に当たっては、その調査委託をプロポーザル方式で事業者を選定しており、コンサルタントからモデル地域の候補エリアや取組内容について提案を受けました。その提案について、有識者による審査を実施した上で、次の点を踏まえ、選定しました。
モデル地域において、各ステークホルダーによる地域課題の解決等に貢献する再エネ導入など様々な取組を相互に連関させることで、より実効性を高めていきます。今後、概ね年内を目途にモデル地域の取組を域内市町等とともに整理します。
<検討例>
公共施設等への再エネ導入
新築建物のZEB化
公用車のEV化・シェアカー化
充電インフラの導入
観光MaaSを活用した運輸部門の脱炭素化 等
モデル地域の取組イメージ
注記1 脱炭素先行地域<環境省募集>
2050年カーボンニュートラルに向けて、2030年度までに民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等を含めて、その他の温室効果ガス排出削減についても、国の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域のこと。
注記2 MaaS
「Mobility as a Service」の略で、従来の交通手段・サービスに、自動運転やAIなど様々なテクノロジーを掛け合わせた、次世代の交通サービスのこと。
注記3 三浦COCOON
京浜急行電鉄株式会社が中心となり、三浦半島エリアの多様なステークホルダーとともに「COCOONファミリー」を結成し、ウェブサイト上で様々な過ごし方提案を行い、域内での体験アクティビティの検索から予約・決済、最適な移動手段の提供など、ワンストップで便利な観光体験を提供するもの。
《SDGsの推進について》
県では、SDGsの達成にもつながる取組として、地球温暖化防止の取組を一層推進するため、再エネ導入やDX活用を通じ、脱炭素社会実現に向けた取組を推進しています。
問合せ先
神奈川県環境農政局環境部環境計画課
課長 加藤 電話 045-210-4050
地球温暖化対策グループ 向井 電話 045-210-4053
このページの所管所属は環境農政局 脱炭素戦略本部室です。