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更新日:2024年10月19日
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神奈川県における麦、大豆、飼料作物等に対する気候変動の影響と適応策
神奈川県では現在、麦類の登熟期間の減少や子実充実不足、発芽不良等の生理障害の発生が見られ、将来も同様の影響が予測されています。
また、「地域適応コンソーシアム事業」(環境省・農林水産省・国土交通省連携事業(2017~2019年))によると、関東地域で一番茶摘採期が早まり、凍霜害発生リスクが増大する予測が示されています。
関東地域の一番茶摘採期予測(MRI-CGCM3※)
※気候モデルMRI-CGCM3
大気や海洋などの中で起こる現象を物理法則に従って定式化し、コンピュータによって擬似的な地球を再現しようとする計算プログラムを「気候モデル」といい、MRI-CGCM3は、気象研究所が開発した気候モデルの一つ。
出典:地域適応コンソーシアム事業成果報告2-1「夏季の高温・少雨による茶栽培への影響調査」(2021年2月25日利用)
高温障害を軽減するため、技術試験を実施し、対策技術の確立を行うとともに、農家への技術支援を行います。
出典:気候変動影響評価報告書(別ウィンドウで開きます)(2020年12月、環境省)
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