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更新日:2024年1月30日
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貯水池上流域の災害防止や有効貯水容量の維持を目的に、相模湖で行っている土砂のしゅんせつについて紹介しています。
相模貯水池は、湛水を開始してから70年以上が経過しているため、上流から流入する土砂によって貯水池内の堆砂が進行しています。堆砂を放置すると貯水池内の河床高が上昇し、上流部で浸水災害を発生させる恐れがあることや、利用可能な水の量が減少することから、堆砂対策が必要となります。
このため、相模貯水池では、「上流域の災害防止」と「有効貯水容量の維持」を目的とした「相模貯水池堆砂対策事業」を令和2年度から令和11年度までの計画で取り組んでいます。
相模貯水池を利用している水道事業者や電気事業者等と共同で事業は実施しており、水道用水と電力の安定供給のため、県民の水がめである相模貯水池を維持しています。
主な取組み:しゅんせつ(目標:年間15万立方メートル)
しゅんせつ船団による水中掘削で、貯水池内に堆積している土砂を除去しています。
作業状況
しゅんせつ作業
陸揚げ作業
画像をクリックすると別ウインドウで拡大版が開きます。
電気事業者:神奈川県企業庁
水道事業者:神奈川県企業庁、横浜市水道局、川崎市上下水道局、横須賀市上下水道局
河川管理者:神奈川県県土整備局
令和2年度(2020年度)から令和11年度(2029年度)までの10年間
5年目を目途に事業計画の点検を行う予定としています。
本事業で以下の工事を毎年実施しています。
工事名 | 相模貯水池堆積土砂しゅんせつ工事 | 相模貯水池しゅんせつ土砂処理工事 |
工期 | 毎年4月から3月まで | 毎年9月頃から2月頃まで |
工事内容 | しゅんせつ、土砂の陸揚げ、仮置場へ運搬、土砂の仮置 | 土砂処理(建設骨材、埋立て、河川還元、養浜事業などに使用) |
作業時間 |
8時30分から12時まで、13時から17時まで(土日祝を除く) 船の整備や災害防止等の応急作業及び事務作業等は、上記以外の時間にも行う場合があります。 |
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実施場所 | 相模川の勝瀬橋上流から桂川橋下流、沢井川、秋山川を優先 | 土砂仮置場、各土砂運搬先 |
県民の水がめを守る仕事~相模湖のしゅんせつ~:しゅんせつ事業に関する動画をご覧になれます。
このページの所管所属は 相模川水系ダム管理事務所です。