神奈川県と株式会社ルネサンスは未病改善等に関する連携協定を締結しました

1.未病改善等に関する事項

　ルネサンスのスポーツクラブを活用し、子どもや女性、働く世代や高齢者など、ライフステージに応じた未病対策を行います。また、「未病指標（注記2）」の利用者に対し、スポーツクラブやスタジオプログラムのオンライン配信サービス「ルネサンス　オンライン　Livestream(R)（以下「ROL」）」の割引を適用することで未病指標の活用促進を図ります。

2.健康経営の推進に関する事項

　県とルネサンスの共催で健康経営に係るセミナー等を開催し、主に中小企業に対してCHO構想（注記3）を紹介するとともに、健康経営の浸透を図ります。また、CHO構想推進事業所の従業員・ご家族に対し、スポーツクラブ、ROLの割引を適用することで、CHO構想推進事業所登録の促進を図ります。さらに、ルネサンス社内での未病指標の活用促進に向けた取組を実施します。

3.運動リハビリテーションの活用に関する事項

　県内の介護、医療（がん疾患、心疾患、脳卒中疾患等）、未病分野に関連した、運動リハビリテーションの活用を図ります。

4.その他の取組に関する事項

　1～3以外の未病改善等の推進に関する連携・協力に関する検討を行います。

 

(注記1)健康経営について
　健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

(注記2)未病指標について
　未病指標は、自分が健康と病気のグラデーションのどこにいるのか、現在の未病の状態を数値等で見える化するもので、県の健康管理アプリケーション「マイME-BYOカルテ」から利用することができます。

(注記3)CHO構想について
　CHO構想とは、企業や団体が事業所に健康管理最高責任者（CHO）を設置し、従業員やそのご家族の健康づくりを行う、いわゆる健康経営を進める取組です。県では、平成29年度からCHO構想に取り組む県内の事業所等をCHO構想推進事業所として登録する事業を行っています（令和5年12月現在760事業所が登録）。

 

(参考)株式会社ルネサンスについて

　ルネサンスは、「生きがい創造企業としてお客様に健康で快適なライフスタイルを提案する」という企業理念のもと、1979年に創業しました。現在はスポーツクラブや介護リハビリ施設など計229か所(2023年9月末)の施設を運営しています。また、企業や健康保険組合の健康づくり支援や全国の自治体の介護予防事業の受託、オンライン事業、海外市場へ向けた取組など、長期ビジョンである「人生100年時代を豊かにする健康のソリューションカンパニー」を目指し、健康分野におけるサービスを多岐にわたって展開しています。

 

(添付資料)
資料1　未病改善等に関する神奈川県と株式会社ルネサンスとの連携協定（PDF：112KB）（別ウィンドウで開きます）
資料2　(別紙)具体的な連携・協力事項（PDF：128KB）（別ウィンドウで開きます）

 

SDGsの推進について
県では、SDGsの達成にもつながる取組として、CHO構想の普及に取り組んでいます。

　　

このページの所管所属は政策局 いのち・未来戦略本部室です。