ホーム > くらし・安全・環境 > 生活と自然環境の保全と改善 > 基地対策 > 基地問題に対する取り組み
更新日:2024年6月21日
ここから本文です。
神奈川県の基地問題に対する取り組みについて紹介しています
神奈川県には、平和条約発効時(昭和27年)、米軍基地が162か所、約35.9平方キロメートル(茅ヶ崎市の面積は35.76平方キロメートル)ありました。その後、県・地元市等の取組により、整理、縮小、返還が進みましたが、今なお12か所、面積にして約17.39平方キロメートル(座間市の面積は、17.57平方キロメートル)もあり、県土の約1パーセントを占めています。
この中には、在日米海軍司令部がある横須賀海軍施設や厚木海軍飛行場などの海軍施設と、在日米陸軍司令部があるキャンプ座間や相模総合補給廠などの陸軍施設があります。
これらの在日米軍基地は、日米両国政府で締結した日米安全保障条約及び日米地位協定によって、国の責任において米側に提供されています。
都市化が進み人口の密集している本県では、基地の存在が県民生活の安全やまちづくりに障害を与えていることから、県としては、県民の安全と福祉、さらに良好な生活環境を確保するため、県の総合計画である「新かながわグランドデザイン 基本構想」及び「新かながわグランドデザイン 実施計画」に基地対策の推進を位置づけ、県独自に、また地元市と連携して、国に対して、基地の整理、縮小、返還の促進を働きかけています。
また、基地が返還されるまでの当面の対策として、基地に起因するさまざまな問題(騒音問題、環境問題等)に取り組むとともに、災害時における米軍との相互応援など、基地との連携に取り組んでいます。
「基本構想」では、2040年を展望した政策の方向性をまとめています。
政策の方向性は政策分野別に7つに分かれており、このうち「危機管理・くらしの安心」の政策分野に「基地対策の推進」を位置づけています。
【参考】 新かながわグランドデザイン 基本構想
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/r5k/nkg.htm
「実施計画」は「基本構想」で掲げた基本理念や将来像の実現に向け、2024年度から2027年度までの取組みなどを示したものです。
【参考】新かながわグランドデザイン 実施計画
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/r5k/nkg.htm
このページの所管所属は政策局 基地対策部基地対策課です。