更新日:2024年3月1日
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たい肥など特殊肥料の品質表示について
法令により、特殊肥料の区分のうち「堆肥」と「動物の排せつ物」(旧名称:家畜および家きんのふん)は表示票の添付が義務づけられています。表示項目は、肥料の名称、肥料の種類、届出をした都道府県、表示者の氏名又は名称及び住所、正味重量、生産(輸入)した年月、原料、主成分の含有量等の8項目です。これらの肥料を生産、販売するときは、定められた様式(下の表示例を参照)にしたがって表示票を作成し、必ず添付してください。
令和元年12月 元.12 2019.12
※生産業者の場合は「生産した年月」、輸入業者の場合は「輸入した年月」と表示してかまいません。
※「生産した年月」と「原料」は、記載箇所を表示した上で、欄外に表示することができます。
(例:指定成分以外の成分、連絡先住所の表示)
原料の種類 | 一般的な名称 | |
---|---|---|
植物質原料 | 草由来 | 稲わら、麦わら、野草、もみがら、わら類 |
樹木由来 | おがくず、チップ、樹皮、剪定枝、剪定くず、チップダスト、落ち葉、かんなくず、木質系残さ | |
その他 | コーヒーかす、カカオ豆皮、なたね油かす、ごま油かす、茶かす、豆腐かす、オレンジジュースしぼりかす、ビールかす、野菜残さ、海草(藻)かす、米ぬか、きのこ菌床、植物質加工残さ | |
動物質原料 | し尿由来 | 牛ふん、豚ぷん、鶏ふん、牛のふん尿 |
水産動物由来 | 魚かす、カニがら、甲殻類質肥料、水産動物残さ | |
畜産加工物由来 | 肉かす、血粉、蒸製骨粉、羽毛 | |
その他 | 動物質加工残さ | |
その他 | 生ごみ由来 | 家庭生ごみ、給食生ごみ、社員食堂生ごみ、外食産業生ごみ、厨芥くず |
その他 | 白土、微生物資材、動植物加工残さ |
※表示用語は原料の由来がはっきり分かるものであれば、特に制限はありません。
項目 | 表示の要否 | 表示単位 | 誤差の許容範囲 | 表示桁数 |
---|---|---|---|---|
窒素全量 りん酸全量 加里全量 |
含有量の多少にかかわらず必ず表示 | パーセント(%) |
表示値が1.5%未満の場合は、±0.3% 表示値が1.5%以上5%未満の場合は、表示値の±20% 表示値が5%以上10%未満の場合は±1% 表示値が10%以上の場合は、表示値の±10% |
小数点以下1桁まで |
銅全量 | 原料に豚ぷんを使用したもので、現物当たりの含有量が300mg/kg以上ある場合は必要 | 1キログラム当たりミリグラム(mg/kg) | 表示値の±30% | 整数 |
亜鉛全量 | 原料に豚ぷん又は鶏ふんを使用したもので、現物当たりの含有量が900mg/kg以上ある場合は必要 | |||
石灰全量 | 石灰を使用し(飼料に添加される場合を含む)、現物当たりの含有量が15%以上ある場合は必要 | パーセント(%) | 表示値の±20% | 小数点以下1桁まで |
炭素窒素比 | 数値の多少にかかわらず必ず表示 | 単位なし | 表示値の±30% | 整数 |
水分含有量 | 乾物当たりの数値で表示する場合は必要 | パーセント(%) | 表示値の±20% | 小数点以下1桁まで |
※太字の文字は表示項目なので、語句を変えずに記載します。
神奈川県農業技術センター 病害虫防除部
259-1204 平塚市上吉沢1617※事務室は庁舎5階にあります。
電話 0463-58-0333(代表)
FAX 0463-59-7411
病害虫防除部
電話 0463-58-0333 内線391から394
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