更新日:2024年1月9日
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神奈川県は、ヤポンノキの新品種「八剱枝垂れ」を育成しました。
神奈川県農業技術センターでは、ヤポンノキの新品種「八剱枝垂れ」を育成しました。
パラソルを閉じたような樹姿が目を引きます。枝が横に広がらないので狭い空間にも植栽しやすく、常緑で病害虫の発生がほとんどないので管理に手間がかからないのも魅力です。樹勢は良く、樹高は5年で1.5m位になります。姿を活かしたシンボルツリーとしてもおすすめの品種です。
強い枝垂れ性の樹姿から両刃の剣を連想して、育成地の平塚市吉沢地区にある「八剱神社」に因んで命名しました。
ペンジュラ(枝垂れ性、雌株)の実生から良好な枝垂れ性を有する株の選抜を続け、特に強い枝垂れ性を有する雄株を選びました。
ヤポンノキはアメリカ原産の雌雄異株の常緑高木です。小葉が密につき枝はやや白くツゲに似た外観で、主に垣根やトピアリーとして利用されています。
生産技術部(果樹花き研究課)
電話 0463-58-0333 内線330から336
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