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更新日:2024年12月3日

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神奈川県育成品種:イチゴ「かなこまち」の紹介

神奈川県育成品種であるイチゴ「かなこまち」の紹介

 

神奈川県オリジナルのイチゴ品種「かなこまち」

 

かなこまち果実・断面かなこまち果房

’かなこまち’は、糖度が高く、酸味とのバランスがよい、大粒の品種です。観光摘み採り園及び直売向けの栽培のほか、市場出荷向けにも適しており、県オリジナル品種として導入・普及が期待できます。

品種育成の経緯

 神奈川県内のイチゴ生産者等からの他県産との差別化を図るためには県オリジナル品種が必要であるとの要望に応えるため、イチゴの新品種育成に取り組みました。年内から収穫でき、栽培期間を通して糖酸比が安定して良食味であること、色艶や果実硬度が一定のレベル以上であること等の特性を有する品種の育成を目指し、平成26年度に‘紅ほっぺ’(静岡県育成品種)と‘やよいひめ’(群馬県育成品種)を交配・選抜し、育成した品種です。令和6年11月8日に種苗法に基づき品種登録されました(登録番号第30499号)。

品種の特徴

  • 収穫は12月中下旬から5月頃までです。
  • 年内の収穫量は少ないですが、連続収穫性を有し、総収穫量は‘とちおとめ’より多く、’紅ほっぺ’と同等で、10aあたり約4tです。
  • 果実の大きさは、3L~2Lの大粒の割合が多いです。
  • 果皮は鮮赤色で、果実の中まで赤色となり、果実は長円錐形です。
  • 糖度は10~12°、酸度は0.9~1.3%で、県内で栽培されている‘とちおとめ’、‘紅ほっぺ’、‘章姫’及び‘やよいひめ’と比べて、収穫期間を通して高く推移します。

品種名について

 神奈川県いちご組合連合会の会員、県職員から名称を募集し、「神奈川生まれの美しくて美味しいイチゴ」という思いが込められた’かなこまち’を選定しました。

「かなこまち」を販売している共同直売所等

県内の大型直売所等で販売しています。

段階的に生産拡大を進めている最中で生産数量が少ないので、出荷状況により販売がない場合もあります。

お買い求めの際は、各店舗にお問い合わせの上、ご来店ください。

かなこまちを販売している共同直売所等の一覧(令和5年3月8日現在)

店舗名 販売期間 住所 電話
JAさがみ 海老名グリーンセンター

1月から3月まで

海老名市大谷246 046-234-0080
JAさがみ ファーマーズマーケットわいわい市藤沢店 1月から3月まで 藤沢市亀井野2504 0466-90-0831

JAはだの 大型直売所「はだのじばさんず」

1月から4月まで 秦野市平沢477  
JAかながわ西湘 朝ドレファ~ミ♪成田店 1月中旬頃から3月頃まで 小田原市成田650-1 0465-39-1500
JAあつぎ 夢未市 1月から4月まで 厚木市温水255 046-290-0141
川島いちご園 12月から5月まで(10時から17時まで) 伊勢原市小稲葉970

0463-95-1877

このページに関するお問い合わせ先

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電話:0463-58-0333

内線:303(品種の特徴について)、306(販売状況について)

ファクシミリ:0463-58-4254

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