更新日:2024年9月30日
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先天性代謝異常等検査(新生児マススクリーニング検査)に関するお知らせページです
フェニルケトン尿症などの先天性代謝異常等の赤ちゃんは、生まれた時は健康に見えても適切な対応をとらないと身体障害や発達の遅れが発生したり、時には生命の危険にさらされる場合もあります。
しかし、これらの病気は早期に発見し、適切な治療を続ければ障害などの発生を未然に防ぐことができます。この検査を先天性代謝異常等検査(新生児マススクリーニング検査)といいます。
神奈川県・横浜市・川崎市・相模原市では、下表記載の20疾患の検査を行います。検査は生後5日から8日までに赤ちゃんのかかとから少量の血液を採取し、検査機関に送付して行います。検査の結果、万一精密検査を必要と判断された場合は、専門の医療機関にご紹介いたします。
この検査に要する費用は大きく分けて、検査料と採血料に区別できます。その内、検査料は無料(公費負担)ですが、採血料は保護者の方から採血する医療機関に支払っていただくことになります。
アミノ酸代謝異常(5疾患) | フェニルケトン尿症、メープルシロップ尿症、ホモシスチン尿症、シトルリン血症1型、アルギニノコハク酸尿症 |
有機酸代謝異常(7疾患) | メチルマロン酸血症、プロピオン酸血症、イソ吉草酸血症、メチルクロトニルグリシン尿症、 ヒドロキシメチルグルタル酸(HMG)血症、複合カルボキシラーゼ欠損症、グルタル酸血症1型 |
脂肪酸代謝異常(5疾患) |
中鎖アシルCoA脱水素酵素(MCAD)欠損症、極長鎖アシルCoA脱水素酵素(VLCAD)欠損症、 カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ-2(CPT2)欠損症 |
その他(3疾患) | ガラクトース血症、先天性甲状腺機能低下症(中枢性を含む)、先天性副腎過形成症 |
先天性代謝異常症等検査申込書[PDFファイル/198KB](PDF:67KB)
神奈川県健康医療局保健医療部健康増進課 | 045(210)4786 |
横浜市こども青少年局こども福祉保健部地域子育て支援課 | 045(671)2455 |
川崎市こども未来局児童家庭支援・虐待対策室 | 044(200)2450 |
相模原市こども・若者未来局こども家庭課 | 042(769)8345 |
神奈川県・横浜市・川崎市・相模原市では、国(こども家庭庁)が実施する「新生児マススクリーニング検査に関する実証事業」に参加し、令和6年10月1日より、先天性代謝異常等検査の対象20疾患に加えて、重症複合免疫不全症(SCID)及び脊髄筋萎縮症(SMA)の2疾患について、公費負担で検査を開始します。
詳しくは、こちら(別ウィンドウで開きます)をご参照ください。
母子保健グループ
電話 045-210-4786
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康増進課です。