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更新日:2024年6月3日
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平成19年社会福祉施設等調査結果の概要
平成19年の県内の社会福祉施設総数は3,799施設であり、前年に比べ112施設増加した。
前年に比べ増加した施設のうち、「特別養護老人ホーム」が8施設、「通所介護事業所」が39施設、「短期入所生活介護事業所」が6施設、「有料老人ホーム」が41施設、「保育所」が21施設増加している。
施設数の推移を平成元年と比較すると、「老人福祉施設」が10.3倍、うち特別養護老人ホ-ムは3.0倍に増加している。
なお、障害者自立支援法が平成18年10月1日に施行され、「障害者支援施設等」への移行が始まったことから、旧法による「身体障害者更生援護施設」、「知的障害者援護施設」、「精神障害者社会復帰施設」は減少している。
県内の社会福祉施設の定員は152,623人で、前年に比べ3,149人増加している。
前年に比べ増加した施設は、「老人福祉施設」が815人、「児童福祉施設」が2,146人増加した。
定員数の推移を平成元年と比較すると、「老人福祉施設」が3.2倍、うち特別養護老人ホームは3.5倍に増加している。
なお、障害者自立支援法が平成18年10月1日に施行され、「障害者支援施設等」への移行が始まったことから、旧法による「身体障害者更生援護施設」、「知的障害者援護施設」、「精神障害者社会復帰施設」の定員は減少している。
在所者数は145,531人で、前年に比べ3,085人増加している。
在所率をみると、「保護施設」が101.7%、「特別養護老人ホーム」は97.0%、「児童福祉施設」は103.9%、うち「保育所」は104.9%、「知的障害者援護施設」は97.8%、精神障害者社会復帰施設は122.5%と高い。
年齢別に在所者数をみると、「保護施設」は50歳代が多く、「老人福祉施設」では80歳代が最も多い。「身体障害者更生援護施設」は40、50歳代で約半数を占める。 「婦人保護施設」では50歳代が最も多く、「精神障害者社会復帰施設」では30歳代が最も多い。
従事者数66,431人を職種別にみると、「介護職員」が22,605人と全体の34.0%を占めて最も多く、「保育士・児童生活支援員」は15,726人で23.7%、「生活・児童指導員」は6,597人で9.9%を占めている。
(1)保育士資格
保育所における常勤保育士は、13,096人である。
(2)在所児数
保育所における年齢別在所児数をみると、5歳児がもっとも多く全体の20.8%で、次いで4歳児の20.5%となっている。
(3)開所時刻、閉所時刻、保育時間
経営主体別に保育所における保育時間をみると、公営では11時間半から12時間、私営では12時間超の保育所が多い。また、ほとんどの施設が7時台に開所し、閉所時間は公営では18時から19時、私営では18時から20時が多い。
老人ホーム(養護老人ホーム、特別養護老人ホーム及び軽費老人ホーム)の施設数は310施設で、前年に比べ8施設増加している。
施設数の推移をみると、「養護老人ホーム」は平成元年に比べ2施設減少したのに対し、「特別養護老人ホーム」は84施設から251施設へと年々増加している。
また、「軽費老人ホーム」は41施設となっており、25施設増加している。
老齢人口(65歳以上)1万人当たりの定員の推移をみると、「養護老人ホ-ム」は平成元年の28.3人が、平成19年には9.5人と減少傾向にある。「特別養護老人ホーム」は平成元年の92.3人が、平成19年は133.4人と増加したが、前年と比べると1.1人減少している。「軽費老人ホーム」は平成元年の15.0人が、平成19年には11.5人に減少している。
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