健康意識・行動の状況
1健康実感、健康志向
- 県民の10人のうち8人が自分の健康状態は良いと感じています。年代が高くなるほど健康でないと感じている人が増加しています。
- 概ね健康状態は良いと感じている人は「睡眠時間を十分とるようにしている」、「お酒の飲みすぎに気をつける」、「ストレスをためないようにする」など普段の生活で健康行動を心がけている人が多くみられます。
- 県民の10人のうち9人が健康の維持・増進への意識をもっています。
2運動
- 運動不足と感じている人は男性は2人に1人、女性は3人に1人。
- 運動習慣者のある者は、男性は33.2%、女性は30.8%。
40歳代男性は全ての年代より運動習慣がある人の割合が低い。
3睡眠・休養
- ここ1ヶ月の1日平均睡眠時間は男女とも6時間台の人が多い。
- 睡眠時間が6時間未満の人は男性では30歳代、40歳代が多く、女性では40歳代が多い。
- 睡眠から目覚めた時に疲労感が残っている人は、男性は4人に1人、女性は5人に1人。
- ふだんの生活でストレスを感じている者は、男女とも6割。大いにストレスがあると感じている者は男性では30歳代~50歳代で多い。
- 睡眠から目覚めた時に疲労感が残っていると感じる人は男女とも4人1人。
4肥満・やせ
- 肥満者の割合は、男性では30歳代から60歳代で肥満者の割合が3割と多い。
- 一方、若い女性20~39歳の女性では、低体重(やせ)の者の割合が前回よりも増加している。20~39歳の男性も若干やせが増加している。
5飲酒習慣の状況
- 飲酒習慣のある者は、男性38.2%女性7.2%。
- 1日3合以上飲む人は男性は13.1%。
6喫煙習慣の状況
- 成人の喫煙習慣のある者は、男性は40.9%、女性は12.7%。男性の30~50歳代では半数と高率。女性は20歳代が21.7%で一番高い。
- 習慣的な喫煙となる年齢はほとんどの人が18歳から25歳まででした。
栄養・食生活の状況
- 県民1人1日当たりの栄養摂取量は、エネルギー摂取量に占める脂質からのエネルギ―割合である脂肪エネルギー比率は、50歳代までは適正比率の上限25%を上回っている。
- 県民1人1日当たりの食塩摂取量は平均摂取量では11.2g。平成10年度調査と比較すると減少はしているが、成人(15~69歳)における当面の目標摂取量「1日10g未満」を越えている。
- カルシウム摂取量の不足傾向は続き、1日の平均摂取量は平成10年度調査結果より減少している。
- 野菜の摂取量は60歳代ではじめて350g達成するが、他の年代ではまだ不足状況にある。
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