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初期公開日:2025年3月7日更新日:2025年3月7日
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三浦半島におけるブルーカーボンの取り組みについてご紹介します。
植物が光合成により二酸化炭素を吸収することはよく知られていますが、海においてもアマモなどの海草や、ワカメ・コンブなどの海藻が光合成を行い、海水に溶けている二酸化炭素を吸収しています。その際に取り込まれ貯留される炭素を「ブルーカーボン」と呼びます。ブルーカーボンは海底や深海などに長期間貯留されるため、地球温暖化対策に貢献できると考えられています。
三浦半島周辺の海域では、魚介類による食害や海水温の上昇等により、藻場(海草や海藻が茂る場所、いわゆる“海の森”)の消失が確認されています。藻場は、二酸化炭素の吸収源であるほか、海洋生物の産卵・保育場でもあるなど、様々な役割を持っているため、生物多様性の維持や漁業など水産資源の活性化を支えており、多面的な価値があります。
藻場を保全・再生する取り組み(例:藻食するウニの捕獲、海草・海藻の植え付け)は、特に水産資源の持続的利用の観点から、これまでも行われてきましたが、今、新たな地球温暖化対策としても注目されています。
当センターでは、三浦半島におけるブルーカーボンの取り組みについて、動画を作成しました。動画では、三浦半島周辺海域における磯焼けの現状や、三浦半島4市1町(横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町)におけるブルーカーボンの取り組み状況などをご紹介しています。
動画の視聴は、上の画像をクリックしてください。
電話0467-23-3000(代表)
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