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初期公開日:2022年12月1日更新日:2023年12月28日
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【江ノ電120周年記念】レッツゴー!!タンコロ!!
みなさん、こんにちは!
神奈川県横須賀三浦地域県政総合センター企画調整部の担当者です!
今回は2022年に開業120周年を迎えた江ノ電を探るため、
江ノ島電鉄株式会社様の全面協力のもと、同社の総務課長様にインタビューを行いました。
開業120周年を迎えた江ノ電は、多くの鉄道ファンに愛されて、
地元の皆さまに利用されてきた鉄道路線です。
運行区間は藤沢から鎌倉間の約10キロですが、
車内から見える湘南のロケーションや江ノ電の車体と街並みが合わさった風景などの魅力がたくさん詰まっています!
[江ノ電の走行の様子(江ノ島電鉄株式会社からの提供)]
走り続けた120周年の歴史には、色々な出来事があったはずだと思い、
江ノ島電鉄株式会社総務課長の阿由葉(あゆは)さんにお話をお伺いしました。
[江ノ島電鉄株式会社の阿由葉(あゆは)総務課長]
阿由葉総務課長: 「昭和30年代の高度成長期に自動車が普及したことから、 江ノ電をご利用されていた人が自動車に乗るようになってしまい、廃線の危機を迎えました。 しかし、江ノ電が走る地域の道幅の狭さや、自動車の増加による渋滞が頻発したため、 時刻通りに運行する鉄道が見直されました。 また、当時から江ノ島電鉄株式会社ではバス事業の他に、 観光事業や不動産事業などの付帯事業も同時展開しており、 鉄道事業の経営が厳しい時にはバス事業が経営を下支えしておりました。」 |
[昭和30年代中期、七里ヶ浜~稲村ヶ崎(江ノ島電鉄株式会社からの提供)]
[昭和49年ごろ、鵠沼橋梁(江ノ島電鉄株式会社からの提供)]
[江ノ電バス(江ノ島電鉄株式会社からの提供)]
120周年を迎えることは大変な努力をされていると思い、
その秘密を聞くために、江ノ電の業務についてもお伺いしました。
阿由葉総務課長: 「江ノ電はそこまで大きくない会社です。 それでも業務へのこだわりを持って、常に安全に気を付けて、 日々の業務にあたっています。 例えば、私が運転士を務めていた時には、音に気をつけていました。 走行中に少しでも普段と違う音を聞いた時には、車体に異常がないかを確認していました。 また、江ノ電ならではの業務もあります。 路線の周りには、車両を洗う洗車機を置く場所を確保できなかったため、 時には、社員が車両の手洗いで、車両の汚れを落としています。 他の鉄道会社と違う部分もありますが、 社員全員で一丸となって、日々の業務に取り組んでいます。」 |
[洗車の様子]
阿由葉総務課長: 「当たり前ですが、120周年の歴史の中で江ノ電の多くの先輩方が、 今の江ノ電を作ってきてくれました。 しかし、世界恐慌などの世界的な局面や幾多の困難な場面で支えてくれたのは、 地域の皆さまであり、 江ノ電120周年の歴史は、地域の皆さまに支え続けられた120周年と考えております。 そのため、120周年の想いをこめて、地域の皆さまに「ありがとう」とお伝えしたいです。 新型コロナウイルス対策も行い、万全を期して、お待ちしておりますので、 今後とも神奈川県の湘南・鎌倉の地にお越しくださるようお願いいたします!」 |
[江ノ電の走行の様子(江ノ島電鉄株式会社からの提供)]
今回は江ノ電を探ることができました!
三浦半島の魅力を体験しに、江ノ電、三浦半島へぜひお越しください!
このページの所管所属は 横須賀三浦地域県政総合センターです。