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更新日:2023年12月26日
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鎌倉保健福祉事務所 受動喫煙による健康への悪影響のページです。
ここでは、たばこの煙が体にどんな作用を及ぼすのかを解説します。
対象 |
健康被害 |
解説 |
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大人には | がん、心疾患など | アメリカの研究によると、職場で受動喫煙にさらされる期間が長いほど、肺がんや心筋梗塞のリスクが高くなることが報告されています。また、家で喫煙する夫を持つ妻が肺がんで死亡するリスクは、夫が喫煙しない場合に比べて1.5から1.99倍にもなります。 |
子どもには | 中耳炎、肺機能の低下、乳幼児突然死症候群など | 乳幼児突然死症候群とは、それまで元気だった赤ちゃんが、睡眠中に何の前ぶれもなく亡くなってしまう病気。主な原因のひとつに、妊娠中から出産後の家族喫煙が挙げられています。 |
妊婦さんには | 低体重出生、早産など | 妊婦さん本人が喫煙しなくても、家族などによる受動喫煙が、低体重出生のリスクを高めます。 |
物質名 |
含有量 |
解説 |
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ニコチン | 2.8倍 | 喫煙をやめにくくする作用があります。また、心拍数の増加、血圧上昇、末梢血管の収縮を引き起こします。 |
一酸化炭素 | 4.7倍 | 赤血球のヘモグロビンと結びつき、酸素運搬機能を阻害し、酸素不足を引き起こします。 |
タール | 3.4倍 | たばこのやにの原因物質。ベンゾピレンなどの発がん物質や発がん促進物質が含まれています。 |
アンモニア | 46倍 | 粘膜を刺激する物質。目が痛くなるなどの原因となります。 |
企画調整課
電話 0467-24-3900(代表) 内線221から226
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