県立中等教育学校Q&A
- Q1 どうして県立の中等教育学校(中高一貫教育校)をつくったの?
- Q2 どんな学校なの?
- Q3 神奈川県には2校しかないの?
- Q4 どうして平塚市と相模原市につくったの?
- Q5 神奈川県立の中等教育学校の教育活動の特徴は?
- Q6 文化祭や体育祭等の行事や、部活動は前期課程(中学校相当)と後期課程(高等学校相当)で一緒に行っているの?
Q1
どうして県立の中等教育学校(中高一貫教育校)をつくったの?
A1
中等教育学校では、6年間一貫した計画的・継続的な教育指導により、個性や創造性を伸ばすことができます。また、幅広い年齢の生徒が同じ学校の中で活動することで、そこから生まれる人間関係の広がりや社会性の育成などの教育効果も期待できます。県立の中等教育学校ができたことで、小学校等を卒業する児童の、これまでの中学校から高校に進学するという進路に加えて、学校選択の幅を広げることができます。
A2
6年間を通し、多彩で豊かな教育内容の展開を通じて個性や創造性の伸長を図り、幅広い教養と次世代を担う人材に必要な資質と能力の育成と、豊かな人間性とリーダーシップを備えた人材の育成を目指します。自らの将来を考えるキャリア教育を基盤として、生涯にわたる自己のあり方や生き方を考えた上で、一人ひとりの目標にふさわしい進路実現ができるよう、教育活動を展開しています。
A3
県立高校改革推進計画後期実施計画(平成16年度策定)に基づき、平成21年4月に中等教育学校を2校開校しました。また、平成21年度から、既存の市町村立等の中学校と県立高校との
連携型中高一貫教育も進めています。
A4
実質的に中高一貫教育を行っている私立学校の配置や、横浜市・川崎市・横須賀市は市立高校による、独自の取組みが期待できることや配置バランスなどを勘案し、県の南部の平塚市と県の北部の相模原市に設置することにしました。さらに、交通の利便性や周辺環境、これまでの高校の取組み、施設規模などから、平塚市内の大原高校と相模原市内の相模大野高校を改編して中等教育学校を設置しました。
神奈川県立の中等教育学校の教育活動の特徴は?
A5
6年間を発達段階に応じて2年ごと3期に分けたり、後期課程(高等学校相当)の学習内容の一部を前期課程(中学校相当)に移行するといった中等教育学校に適用される教育課程の基準の特例の活用など、中等教育学校ならではのしくみを生かした教育活動を展開しています。
社会を支え、未来を切り拓く意欲と能力を育むため、キャリア教育を基盤とした教育活動を展開し、「表現コミュニケーション力」「科学・論理的思考力」「社会生活実践力」の3つの力の育成を行うとともに、「英語コミュニケーション学習」「伝統文化・歴史学習」「IT活用学習」「地球環境学習」の4分野を6年間体系的・継続的に学ぶ「かながわ次世代教養」を設置することなどにより、幅広い教養と次世代を担う人材を育成する教育を展開しています。
(詳しくは
「新校設置計画」や各校のホームページをご覧ください。)
Q6
文化祭や体育祭等の行事や、部活動は前期課程(中学校相当)と後期課程(高等学校相当)で一緒に行っているの?
A6
学校行事については、幅広い年齢で行う特別活動の教育効果も踏まえ、中等教育学校ならではの取組みを進めます。部活動については、可能な範囲で前期課程と後期課程生徒の合同練習を行うなど、中等教育学校らしい部活動を行なっています。
(詳しくは
各校のホームページをご覧ください。)
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