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更新日:2025年1月21日
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葉山町内の飲食店を原因施設とする食中毒が発生し、鎌倉保健福祉事務所は令和7年1月14日(火曜日)に、飲食店の営業者に対し、営業禁止処分を行いましたのでお知らせします。
1 概要
1月9日(木曜日)、葉山町内の飲食店を利用した人の家族から「家族が1月7日(火曜日)に飲食店で食事をしたところ、下痢、嘔吐等の症状を呈している。」旨の連絡が鎌倉保健福祉事務所にありました。
当保健福祉事務所が調査を行った結果、次の理由から、本日、この飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と決定しました。
2 摂食者数
2名(男性:1名、女性:1名)(調査中)
3 患者数
2名(男性:1名、女性:1名)(調査中)
4 入院者数
0名
5 初発日時
令和7年1月9日(木曜日)2時頃(調査中)
6 主な症状
下痢、嘔吐、発熱等
7 原因施設
名 称 吉兆(きっちょう)
営業者 有限会社吉兆 代表取締役 福嶌 幸男(ふくしま ゆきお)
業 種 飲食店営業
所在地 神奈川県三浦郡葉山町一色2157
8 原因食品
調査中
1月7日(火曜日)に提供された主なメニュー
おすし盛合せ(松)(マグロ、ヒラメ、穴子等)、吸い物 他
9 病因物質
ノロウイルス
10 措置
原因施設に対して、1月14日(火曜日)から営業禁止
(なお、同施設は、1月10日(金曜日)15時から営業を自粛しています。)
1月21日(火曜日)営業禁止解除
|
件 数 |
患 者 数 |
死 者 数 |
令和7年1月1日から1月14日 14時 |
2件 |
11名 |
0名 |
令和6年同期 |
4件 |
55名 |
0名 |
令和6年(1月から12月) |
84件 |
920名 |
0名 |
ノロウイルスは、急性胃腸炎を起こすウイルスで、感染すると下痢や嘔吐、発熱などの症状を呈し、2~3日で回復しますが、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では重篤な症状になることがあります。
また、非常に感染力が強く、ごく少量のウイルスで発病します。感染者の便や嘔吐物には多量のノロウイルスが含まれ、二次汚染(汚れた手などを介して食品を汚染すること)なども食中毒発生の原因となります。
ノロウイルス電子顕微鏡写真
(神奈川県衛生研究所撮影)
1 外出先から帰宅した後、トイレの後、調理の前、食事の前には石けんを使ってよく手を洗いましょう。
2 まな板など調理器具は、十分に洗浄し、熱湯や塩素系漂白剤で消毒をしましょう。
3 嘔吐物、排泄物などを処理する場合は、直接触れないようにしましょう。もし、触れた場合には、石けんを使ってよく手を洗いましょう。
4 カキなどの二枚貝が感染源になることがあるので、二枚貝の取扱いには十分注意し、中心部まで加熱調理(85℃~90℃で90秒以上)して食べましょう。
(問合せ先)
神奈川県鎌倉保健福祉事務所
食品衛生課長 植村 電話 0467-24-3900 内線270
神奈川県健康医療局生活衛生部生活衛生課
課長代理 石川 電話 045-210-4932
食品監視グループ 北條 電話 045-285-0741
このページの所管所属は健康医療局 生活衛生部生活衛生課です。