ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 食中毒の発生について

更新日:2023年9月19日

ここから本文です。

食中毒の発生について

2023年09月05日
記者発表資料
(県政・厚木記者クラブ同時発表)

9月5日(火曜日)、海老名市内の飲食店を利用した人から「9月2日(土曜日)に飲食店で食事をした後、腹痛の症状を呈し、医療機関を受診したところ、胃から寄生虫(アニサキス)が摘出された。」旨の連絡が厚木保健福祉事務所にありました。
当保健福祉事務所で調査を行ったところ、原因と考えられた食品は当該飲食店が提供した食事だけであること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本日、この飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と決定しました。

1 摂食者数

1名(男性:1名)(調査中)

2 患者数

1名(男性:1名)(調査中)

3 入院者数

1名(すでに退院しています)

4 初発日時 

9月3日(日曜日) 午前1時頃(調査中)

5 主な症状

腹痛

6 原因施設

名 称 健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。
営業者 健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。
業 種 健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。
所在地 海老名市(所在地詳細は、健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。)

7 原因食品

刺身(サンマ、トビウオ等)、たたき(サンマ、トビウオ等)

8 病因物質

アニサキス

9 措置

原因施設に対して、9月5日(火曜日)から9月6日(水曜日)まで営業停止

本件については、健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき、修正している箇所がありますので、記者発表時の内容をお知りになりたい方は、問合せ先までご連絡ください。

 


県民の皆さんへ

アニサキスとは

 海産魚介類に寄生する寄生虫の一種です。
 アニサキスが寄生している海産魚介類を生食することにより、アニサキスの幼虫がヒトの胃腸壁に侵入し、アニサキス症がおきます。
 わが国では、サバの生食によるものが最も多く、その他、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどが感染源となることがあります。また最近では、カツオによるものが増加している傾向にあります。刺身の他、酢漬け、しょうゆ漬け、にぎりずしなどで感染する場合が多いとされています。
 潜伏時間:早いもので1時間、遅いもので36時間、約70%が8時間以内に発症
 主な症状:みぞおち部分の痛み、悪心、嘔吐等
腹部を絞りあげるような痛みに周期的に襲われるところが特徴

予防のポイント

1 加熱処理をするとアニサキスは死滅するので、十分加熱しましょう。
2 アニサキスは魚の内臓から筋肉にも移行するので、魚を調理する際には早めに内臓を除去しましょう。
3 アニサキスは傷を受けると死滅するので、細かく切ることも予防になります。

神奈川県の食中毒発生状況(本日発表の1件を含む)

 

 

件 数

患 者 数

死 者 数

令和5年1月1日~令和5年9月5日20時

47件

 157名

0名

令和4年同期

36件

 333名

0名

令和4年(1月~12月)

 68件

526名

0名

 

(問合せ先)

神奈川県厚木保健福祉事務所
食品衛生課長 青山 電話 046-224-1111 内線3255
神奈川県健康医療局生活衛生部生活衛生課
課長 大島 電話 045-210-4930
食品衛生グループ 阿久津 電話 045-210-4940

 

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は健康医療局 生活衛生部生活衛生課です。