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更新日:2022年6月17日
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6月1日(水曜日)、平塚市内の飲食店を利用した人から、「5月30日(月曜日)に飲食店で食事をした後、腹痛等の症状を呈し、5月31日(火曜日)に医療機関を受診したところ、胃から寄生虫(アニサキス)が摘出された。」旨の連絡が平塚保健福祉事務所にありました。
当保健福祉事務所で調査を行ったところ、原因と考えられた食品は当該飲食店が提供した食事だけであること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本日、この飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と決定しました。
1 摂食者数
1名(男性:1名)(調査中)
2 患者数
1名(男性:1名)(調査中)
3 入院者数
0名
4 主な症状
腹痛、頭痛など
5 原因施設
名 称 健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。
営業者 健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。
業 種 健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。
所在地 平塚市(所在地詳細は、健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき削除しました。)
6 原因食品
小樽丼(しめ鯖、サーモンなど)
7 病因物質
アニサキス
8 措置
原因施設に対して、6月3日(金曜日)から6月4日(土曜日)まで営業停止
本件については、健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき、修正している箇所がありますので、記者発表時の内容をお知りになりたい方は、問合せ先までご連絡ください。
海産魚介類に寄生する寄生虫の一種です。
アニサキスが寄生している海産魚介類を生食することにより、アニサキスの幼虫がヒトの胃腸壁に侵入し、アニサキス症がおきます。
わが国では、サバの生食によるものが最も多く、その他、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどが感染源となることがあります。また最近では、カツオによるものが増加している傾向にあります。刺身の他、酢漬け、しょうゆ漬け、にぎりずしなどで感染する場合が多いとされています。
潜伏時間:早いもので1時間、遅いもので36時間、約70%が8時間以内に発症
主な症状:みぞおち部分の痛み、悪心、嘔吐等
腹部を絞りあげるような痛みに周期的に襲われるところが特徴
1 加熱処理をするとアニサキスは死滅するので、十分加熱しましょう。
2 アニサキスは魚の内臓から筋肉にも移行するので、魚を調理する際には早めに内臓を除去しましょう。
3 アニサキスは傷を受けると死滅するので、細かく切ることも予防になります。
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件 数 |
患 者 数 |
死 者 数 |
令和4年1月1日~令和4年6月3日 18時 |
19件 |
89名 |
0名 |
令和3年同期 |
23件 |
229名 |
0名 |
令和3年(1月~12月) |
51件 |
295名 |
0名 |
神奈川県平塚保健福祉事務所
食品衛生課長 安宅 電話 0463-32-0130 内線230
神奈川県健康医療局生活衛生部生活衛生課
課長 土肥 電話 045-210-4930
食品衛生グループ 植村 電話 045-210-4940
このページの所管所属は健康医療局 生活衛生部生活衛生課です。