ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 毒キノコによる食中毒の発生に伴う注意喚起について
更新日:2023年11月2日
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10月31日(火曜日)、秦野市内の医療機関から、「本日、キノコを喫食して体調不良を呈した複数の患者を診察した。」旨の連絡が平塚保健福祉事務所秦野センターにありました。
当センターで調査を行ったところ、秦野市内の山林で採取したキノコを患者グループが調理して食べていたことが判明しました。
食べたキノコの特徴を患者に確認したところ、ツキヨタケに類似していたこと、患者の症状がツキヨタケの中毒症状と一致していること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本日、キノコを原因とする食中毒と決定しましたので、広く注意喚起を行うために公表します。
1 摂食者数
7名(男性:5名、女性:2名)
2 患者数
6名(男性:4名、女性:2名)
3 入院者数
0名
4 初発日時
令和5年10月31日(火曜日) 20時頃
5 主な症状
はき気、嘔吐
6 原因施設
家庭
7 原因食品
キノコのバター炒め(ツキヨタケ(推定))
8 病因物質
植物性自然毒
・夏から秋に多く、ブナ、イタヤカエデなどに重なり合って発生します。
・傘は大型で10~20cm程度。初め黄褐色で、成熟すると紫褐色~暗紫褐色。
・食後30分~1時間程で嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系の中毒症状が現れる。幻覚痙攣を伴う場合もあるが、翌日から10日程度で回復する。
・間違えやすい食用キノコは、ヒラタケ、ムキタケ、シイタケなど。
間違えやすい食用キノコ | |||
ツキヨタケ | ヒラタケ | ムキタケ | シイタケ |
厚生労働省ホームページ「自然毒のリスクプロファイル」より引用https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000142114.html
毒キノコによる食中毒防止のために、次のことに十分注意してください。
|
件 数 |
患 者 数 |
死 者 数 |
令和5年1月1日~11月2日16時 |
56件 |
182名 |
0名 |
令和4年同期 |
53件 |
370名 |
0名 |
令和4年(1月~12月) |
68件 |
526名 |
0名 |
神奈川県平塚保健福祉事務所秦野センター
食品衛生課長 相原 電話 0463-82-1428 内線260
神奈川県健康医療局生活衛生部生活衛生課
副課長 伊東 電話 045-210-4931
食品衛生グループ 阿久津 電話 045-210-4940
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