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更新日:2020年3月17日
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選挙カレッジ 活動報告
5月21日に任命書交付式が行われ、平成27年度の「かながわ選挙カレッジ」がスタートしました。
今年度は10名が参加し、カレッジ実習生第9期として任命されました。
任命書が交付されとても重みを感じるとともに、これから1年間このメンバーで頑張ろうと思いました。
9月4日、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都)にて、若者選挙ネットワーク主催「若者シンポジウム〜大学内期日前投票所の今後〜」が実施され、カレッジからは2名が参加しました。
若者選挙ネットワークは、若者の投票率を向上させようと活動する様々な団体が参加している組織で、この日も全国各地の団体が参加していました。
シンポジウムは2部構成となっており、第1部では、期日前投票所を大学構内に設置した事例の発表や、活動を行っている団体によるパネルディスカッションが展開され、期日前投票所を大学構内に置くことについて、深く学ぶことができました。
第2部では、若者選挙ネットワーク所属団体による、期日前投票所以外の事例発表や、若者選挙ネットワークの今後の活動について話し合いが行われました。
会合の中では、来年夏から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることにより、より若者の意見が反映されやすくなることが期待される一方で、住民票を移さずに大学に通う学生が多いことが課題として挙げられました。我々の所属する神奈川県は、県外から転居してきた学生が多いことを考えると、この問題とは積極的に向き合っていかなければならないと感じました。
9月26日、27日に新潟県新潟市で行われた「若者リーダーフォーラム(関東甲信越静ブロック)」にカレッジ生2名が参加しました。
26日は、「若者の地域への参画・地域づくり」というテーマで、デンマークを事例にした講演や他の団体の活動報告が行われました。他の団体がどのように選挙の啓発活動を行っているのか知ることができました。また、ファシリテーション入門講座も行われ、グループワークを通して、ファシリテーションのノウハウを学びました。
27日は、新潟市で今年導入されたBRT(バス高速輸送システム)を題材に、主権者教育プログラムが行われました。選挙権が18歳以上に引き下げられたことによって話題になっている主権者教育を、実際に体験することができました。
両日とも関東甲信越静で活動している団体の方と交流することができ、選挙カレッジで活動していく上でのモチベーションを高めることができました。
東海大学政治経済学部のホームページに学園祭参加の様子が掲載されました!
県選管のTwitterでも学園祭の様子を紹介しています→その(1)その(2)
11月3日に東海大学建学祭にてブースを出店し、選挙啓発を行いました。
学園祭での啓発事業は毎年行っており、今年は東海大学で啓発を行うことになりました。今回は、選挙権年齢が18歳に引き下げられることを受けて、特に高校生などの新有権者に選挙に親しんでもらえるように、私たちはダーツと選挙のクイズを企画しました。
当日来場者の高校生に話しかけると、選挙権年齢が引き下げられることは知っていても、実感が無く関心が薄いと答える高校生が多くいました。
そこで私たちは選挙に関するクイズを出したりしながら選挙や投票の重要性について丁寧に説明し、高校生たちも私たちの話を熱心に聞いてくれました。
これをきっかけに投票に行こうと考える人が増えると良いと思います。
12月21日、県立城郷高校にて、高校生に実際に投票してもらう「模擬投票」の出前事業を実施しました!
選挙カレッジ実習生3名が実際に政策と選挙公報を作成し、それぞれの演説を聞いてもらったうえで高校生に選んでもらうというものでした。
あらかじめ三つの争点について候補者ごとの政策に違いを出させる、演説原稿の修正と練習をこなしながらも、果たしてどこまで高校生が耳を傾けてくれるか未知数でしたので非常に不安ではありました。
しかし! 高校生の皆さんはしっかりと政策を比較し、演説に耳を傾け、投票してくれました。
勿論政策と選挙だけではありません。選挙で使う本物と同じ紙質の投票用紙や投票用紙読取分類機の分類スピードにも皆さん興味津々。
選挙の大切さと一票の重みを理解できる、とても良い機会になったのではと思います。
2月5日、県立永谷高校にて模擬投票出前事業を行いました。選挙についての説明を行った後、カレッジ生3名による演説を行い、生徒たちに投票をしてもらいました。
演説は、テーマを候補者同士の意見の対立があるようにし、簡潔に分かりやすく、当選したいという気持ちが伝わるようにみんなそれぞれ工夫をして話しました。候補者役はみんな緊張で固くなるということもなく、とてもスムーズに演説をし、生徒たちも興味深く聞いてくれていたようです。特に反響が大きかったのは開票作業で使った投票用紙読取分類機で、機械による分類の速さに歓声が上がりました。
今年の参議院議員選挙から満18歳以上の方が投票できるようになる予定ですが、模擬投票がきっかけになって選挙に興味を持ち、少しでも若者世代の投票率が上がってくれたら、と思いました。
このページの所管所属は選挙管理委員会 です。