更新日:2024年8月22日

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旧吉田茂邸

営繕工事のあゆみ新築工事に関するページ

外観

金の間

旧吉田茂邸は、県や大磯町により歴史的文化遺産として保全・活用が検討される中、平成21年3月に火災により焼失しました。その後、大磯町が事業主体となり、県は技術的支援として建設工事を受託し、再建工事を行いました。
再建工事においては、本館の食堂、玄関、玄関ホール、応接間のほか、2階の和室、金の間、銀の間などを復原しました。外壁には、玄関まわりのリシン搔落し仕上げや、杉板に和釘打ちを採用し、室内においては、浴室の舟形の桧風呂、応接間の暖炉、食堂のシャンデリアなども復原し、ディテールや仕上げについても、可能な限り復原に努めました。
また、復原部分に加え、展示・休憩室、研修室などを新たに設置しました。
大磯町では、吉田元首相ゆかりの調度品の展示などを行い、平成29年4月に施設をオープンしました。

所在地 中郡大磯町西小磯字切通413-2ほか
工事区分 新築工事
構造・規模

木造一部鉄筋コンクリート造・地上2階、地下1階

建築面積 602.57平方メートル
延床面積 743.38平方メートル
工期 平成26年12月から平成28年5月
工事費総額

526,960千円

設計監理 株式会社文化財工学研究所
施工

松井建設株式会社

 

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