子ども自立生活支援センター

本施設は、児童心理治療施設、障害児入所施設、乳児院の3つが一体となった、神奈川県では初めての施設です。
ご家族の状況など、さまざまな事情により家庭で生活することが難しいお子さんや、情緒障害など一定期間治療を行う必要があるお子さんに対し、福祉・医療・教育の各専門スタッフが連携することで、お子さんの心や体の切れ目のない専門的な支援を行いながら、家庭に代わって養育する入所施設です。
3施設の機能を分離しつつ、施設としてまとまりや一体感のあるシンプルな配置計画とし、敷地内には入所者が周回できる散策路を設けました。
また、バルコニーに転落防止パネルを採用するなど、入所者の安全性を特に配慮しました。この転落防止パネルは、居住スペースの南面及び渡り廊下等に使用し、色彩を工夫することで、本施設のデザインを特徴付けるものとなっています。