更新日:2024年8月22日

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足柄上合同庁舎本館

営繕工事のあゆみ足柄上合同庁舎本館新築工事に関するページ

足柄上合同庁舎は、地域防災計画における「防災上重要な建築物」に位置づけられ、災害時には、現地災害対策本部としての役割を担う施設ですが、旧本館は、建築後40年以上が経過し、老朽化が著しいことから、今回建替えを行いました。

本工事では、神奈川県の県有施設としては初めて、設計・施工期間の短縮等が期待できる「設計施工一括発注方式」を採用しています。

新本館については、誰にでも「使いやすく」、「分かりやすい」優しい施設となるよう、動線の明確化を行い、サイン計画にはカラーバリアフリーの考えを取り入れました。各階の建物全周には、奥行約1.5メートルの大庇を設置し、加えて南西面には、西日対策として縦ルーバーを設置することで、日射を遮蔽して建物への熱負荷の低減を図っています。

また、最小限の基礎梁配置による掘削土量の削減や鋼製型枠の採用による施工効率の向上等により、工期の短縮を図りました。

所在地 足柄上郡開成町吉田島2489-2
工事区分 新築工事
構造・規模

鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)・地上5階

建築面積 1,912平方メートル
延床面積 8,933平方メートル
工期 平成27年10月から平成30年3月
工事費総額

3,179,520千円

設計監理 戸田建設株式会社
施工

建築:戸田建設株式会社

 

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