県立スポーツセンター

体育センター（現スポーツセンター）及び隣接する総合教育センターは、ともに施設・設備の老朽化やバリアフリー化が課題となっていました。そこで体育センターについては、運動・スポーツから「未病を治す」取組みや国際的スポーツイベントの事前キャンプへの対応等、総合教育センターについては、研修・研究・教育相談の機能の連携・充実を目指して、両センターの一体的な再整備・維持管理をPFI事業にて行うこととなりました。

再整備対象施設のうち、陸上競技場等について今回、県直営工事にて建て替えや増築を行ったものです。陸上競技場は第二種公認の取得を目指した設計としました。本体は鉄筋コンクリート造、屋根は膜構造としています。前面通路からコンコースへの階段は避難を考慮して東寄りに集中的に設けています。またトイレ・更衣室棟は体育センター内にある歴史的建造物グリーンハウスをイメージした外観としています。

なお、PFI事業にて、スポーツアリーナ2、宿泊棟、総合教育センター棟の新築とグリーンハウスの保全改修が行われました。

所在地	藤沢市善行7ー1ー2
工事区分	新築工事
構造・規模	鉄筋コンクリート造・3階（陸上競技場メインスタンド）等
建築面積	2,693平方メートル
延床面積	2,963平方メートル
工期	平成30年3月から令和元年8月
工事費総額	1,925,735千円
設計監理	株式会社国設計横浜事務所
施工	建築：アイグス・相陽特定建設工事共同企業体 建築：株式会社片山建設 電気：合同電気工事株式会社 空調：下田商会・稲田水道工務店特定建設工事共同企業体