相模湖漕艇場管理棟

既設換気方式は、地下1階機械室の全熱交換器1台で全館の換気をしておりました。常時使用している部屋は、1階事務室と神奈川県ボート協会事務室の2部屋で他の部屋の利用頻度は低い状態で全館換気をしておりました。

設計では、経済性を考慮し常時使用している2部屋を個別換気で行い、利用頻度の低い部屋とは分ける事にしました。

空調方式は、既設と同様にビル用マルチ形方式で行い、1階事務室に集中管理コントローラを設置し全館の空調機の監視を行いました。1階ロビーの高天井（3.85m）部分の空調機は天井埋込形を設置し、線状吹出口（CL形）を採用し到達距離と発生騒音の低減を考慮しました。

所在地	相模原市緑区与瀬340
工事区分	改修工事
構造・規模	鉄筋コンクリート造・地上4階、地下1階
建築面積	253平方メートル
延床面積	3,214平方メートル
工期	令和元年7月から令和2年3月
工事費総額	49,299千円
設計監理	株式会社川瀬設備設計事務所
施工	有限会社湘南工事