平塚農商高等学校商業教育棟

 

県立高校改革実施計画(1期)において、平塚農業高校を統合校として、平塚商業高校との再編・統合を図ることとなり、必要な教育施設として商業教育棟を新築しました。

「農・商連携による地域社会との実践的交流を通じた未来へつなぐ校舎づくり」をテーマに、明解なゾーニングや農業・商業の総合教育の地域社会での実践等を目指しました。

具体には、前者に関しては、1階に総合教育の場としての6次化製造室、地域社会との交流を目指すマーケティング実践室等の諸室を、2階・3階に普通教室と特別教室を配置しました。

後者に関しては、6次化製造室で製造した品物を通じて地域と交流する「農商マルシェ」開催のため、マーケティング企画室、マーケティング実践室について全開放型の折り畳み戸や壁面後退と深い庇による半屋外空間等により地域に開かれた設えにしました。

所在地	平塚市達上ケ丘10-10
工事区分	新築工事
構造・規模	鉄筋コンクリート造・3階
建築面積	1,201.56平方メートル
延床面積	3,358.3平方メートル
工期	令和元年10月から令和3年2月
工事費総額	1,403,653千円
設計監理	株式会社多摩設計
施工	建築：紅梅・大旭特定建設工事共同企業体 建築：株式会社タックホーム 衛生：神央設備株式会社 電気：佐藤電工株式会社 空調：株式会社下田商会