総合リハビリテーションセンター（特別高圧受変電設備改修）

神奈川県総合リハビリテーションセンターは、医療と福祉が連携した総合リハビリテーションの拠点施設として昭和48年に開設しました。当センターは約107,200平方メートルの敷地にリハビリテーション病院と福祉施設が設置されており、ここで使用する電気は電力会社から特別高圧（66,000V)で受電しています。この特別高圧受変電設備は、リハビリテーションセンターの開設以来、大規模な改修を行っておらず、設備の老朽化が著しく進んでいたため、今回、設備の全面的な更新工事を行いました。設備の更新にあたっては、最初に新しい特別高圧変電所を旧変電所の近隣に新築し、そこへ新しい受変電設備を設置した上で、総合リハビリテーションセンターの各施設への送電を順次切り替えていきました。このような手順で更新工事を進める事により、工事に伴う施設の停電時間を最小限にとどめる事ができました。

所在地	厚木市七沢516
工事区分	改修工事
構造・規模	鉄筋コンクリート造・1階
建築面積	462.46平方メートル
延床面積	455平方メートル
工期	令和元年12月から令和3年6月
工事費総額	1,260,280千円
設計監理	株式会社エヌアイティ建築事務所
施工	建築：株式会社関東建築施工 電気：合同電気工事・大野重電土木・電商相模JV

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