足柄上合同庁舎車庫・倉庫棟

 

足柄上合同庁舎は、地域防災計画における「防災上重要な建築物」に位置づけられ、災害時には、現地災害対策本部としての役割を担う施設となっておりますが、建築後40年以上が経過し、老朽化が著しいことから、平成31年に本庁舎の建替えが行われ、既存庁舎の跡地に車庫棟と倉庫棟を建築しました。

車庫棟と倉庫棟は、トラックやトラッククレーン車などの車高の高い車両の出入りがあるため、出入口の高さを4.0mとしており、倉庫棟については、荷受けスペースのために、3.0mの大庇を設けております。

また、省エネを考慮し、屋上には太陽光発電パネルが設置しましたが、周辺への景観等を考慮して、勾配を緩くしております。

敷地内には、庁舎を利用する一般車両の出入りがあるため、公共車両との動線を考慮して、進入禁止の看板や車止めを設置し、また、一般車両との交差部分には、白線で一時停止の明示を行いました。

所在地	足柄上郡開成町吉田島2489番2
工事区分	新築工事
構造・規模	鉄骨造・1階
建築面積	2,108.51平方メートル
延床面積	2,086.89平方メートル
工期	令和4年8月から令和6年1月
工事費総額	719,421千円
設計監理	株式会社アベ設計
施工	建築：株式会社中島建設 電気：株式会社つくし電業所

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