中原養護学校校舎（B棟）

 

本施設は、耐震診断の結果、補強が必要であると診断されたため、耐震補強工事を実施し、併せて、老朽化対策工事を実施しました。

中原養護学校（現：中原支援学校）施設全体としては、令和3年度に校舎（A棟）の改修及び耐震補強工事を行った後に、今回の校舎（B棟）の工事を実施したところです。

耐震補強工事は建物の南面及び北面の1階部分に3箇所鉄骨ブレース設置を行い、1階のピロティ部分の柱を中心に9箇所鋼板巻き及びRC巻き補強を行いました。老朽化対策工事は、防水改修、外壁改修、建具改修、便所改修、内装改修、塗装改修等を行い、その他、エントランスのバスの乗降において利用者の利便性に配慮し、庇の増築を行いました。

施工においては、施設の利便性を高めるため、施工方法を検討し、各所床段差をなくすなど品質向上に配慮しました。

所在地	川崎市中区井田3-13-1
工事区分	改修工事
構造・規模	鉄筋コンクリート造・3階
建築面積	1,160平方メートル
延床面積	3,480平方メートル
工期	令和4年8月から令和5年10月
工事費総額	821,793千円
設計監理	株式会社ケー・アール建築研究所
施工	建築：小雀建設株式会社 電気：清進電設株式会社 空調：株式会社ヨコレイ 衛生：扶桑電機株式会社

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