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更新日:2024年8月22日
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神奈川県衛生研究所増築・改修工事に関するページ
新しい感染症、残留農薬等による健康被害の防止や、県民の健康維持・増進と生活の質の向上をめざした保健サービスの強化が求められている中で、横浜市内にある老朽化した衛生研究所の施設整備と機能の充実強化を図り、地域保健に関する科学的・技術的中核施設として、新しい衛生研究所を茅ヶ崎市内にPFI事業により整備したものです。
施設は、事務棟と研究棟(渡り廊下で接続)からなっており、事務棟は既存の建物を改修し、研究事務室、管理事務室、広域防災備蓄拠点等を配置しました。研究棟は免震構造を採用し、1階に実験動物飼育室、RI実験室、機械室、2階に微生物系の実験室、3階に理化学系の実験室等を配置しました。
また、外観は増築により2棟構成になることから、ボリューム、形状、仕上げに配慮した上で、周辺住民の方に不安を与えず、県施設としてふさわしいものとし、さらには敷地が海に比較的近いので、塩害対策を施しました。
建物の計画においては、研究の性格上多種の病原微生物、有害薬品等を取り扱うため、安全性、セキュリティーに最もプライオリティーをおきました。さらに研究施設は多くの特殊機能を有するため、それぞれに対応できるものでなければならず、とりわけ実験室においては厳しい環境条件、機器の更新等が予想されるため、仕上げ、シャフト計画に留意し、フレキシビリティーがあり、維持管理が容易な計画としました。
所在地 | 茅ヶ崎市下町屋1ー3ー1 |
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構造・規模 | 事務所棟(改修) 鉄骨鉄筋コンクリート造・地上7階 研究棟(増築) 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上3階(免震構造) |
建築面積 | 4,992平方メートル |
延床面積 | 17,273平方メートル |
工期 | 平成13年4月1日から平成15年3月31日 |
事業者 | 有限会社ピー・エフ・アイ・エム・シーワン |
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