更新日:2024年8月22日

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横須賀第一老人ホーム

横須賀第一老人ホーム新築工事に関するページ

当施設は、本格的な高齢化社会の到来に備え、盲養護老人及び重度痴呆性老人等を対象とした特別養護老人ホームとして再整備するのにあわせて、在宅介護支援、研修機能、診療等の専用施設の整備・拡充を図るために建設されました。
平面計画としては、利用者の生活の場としての質の充実を図るため、屋内では便所、浴室、機能訓練室、廊下等ゆとりある空間の確保に努め、屋外では快適に利用できる散策路、庭園、ベンチ等を整備しています。また、次期工事として続く第二老人ホームとの接続に配慮した動線計画がなされています。
避難計画としては特別避難階段、バルコニー、屋外スロープを配置し、災害避難時の安全確保の拡充を図っています。
構造的な配慮としては、敷地南部を北武断層が縦断しているため、杭を鋼管巻の耐震杭として耐震性の向上を図ったほか、スパイラルフープの採用、基礎床の二重スラブ化による剛性向上等が挙げられます。
外観は、緑の多い周辺環境との調和を意識して屋根形状に配慮するなど、落ち着いたものとなっています。

所在地 横須賀市野比5ー5ー6
工事区分 新築工事
構造・規模 鉄筋コンクリート造・地上5階地下1階
建築面積 2,390平方メートル
延床面積 9,724平方メートル
工期 平成8年12月から平成10年10月
工事費総額 3,997,035千円
設計監理 株式会社日生建築計画研究所
施工 建築 三井・地崎工業 特定建設工事共同企業体
電気 山本・白崎 特定建設工事共同企業体
衛生 大和設備工事・望月工業所 特定建設工事共同企業体
空調 朝日・鈴鹿 特定建設工事共同企業体
昇降機 株式会社東芝神奈川支社
 

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