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更新日:2024年8月22日
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自然環境保全センター新築工事に関するページ
本施設は、平成12年に既存5施設を統合し新たに設立されたもので、このたび、森林自然環境保全のコアセンター、丹沢・大山のボランティア活動等の拠点及び県産木材のシンボル施設として位置づけ、再整備を図ったものです。
今回の施設整備では、既存研究棟を解体し、同じ位置へ新本館棟、その北側に機械室棟を建設して、広い施設内に点在している既存施設への動線を活かすよう配置しました。なお、新本館棟の内部は、エントランス・水回り等の共用部を鉄筋コンクリート造として中央に配置し、西側に管理・事業部門、東側に一般利用のある人材育成・自然環境情報部門を、それぞれ木造とした明快な平面構成とし、「水源地に落ちる水滴の波紋」をイメージした機能的な中にもシンボリックな平面形態としています。
また、本敷地は県立丹沢・大山自然公園に隣接し、広大な敷地内には自然保護のための野外施設もあることから、新本館棟の外観はその中にとけ込む「古民家」をイメージし、黒・茶を基調とし、自然環境保全の象徴でもある「ホタル」をイメージした赤をポイントカラーとしています。また併せて、主架構の大断面集成材をはじめ、内外装にも可能な限り県産木材を使用し、「古民家」のもつ暖かみ、懐しさ、木の温もりが感じられる、来館者に開かれた親しみやすい施設を目指しています。
なお、本施設には自然環境保全のコアセンターにふさわしく、バイオマス(木質チップ)ボイラー、太陽光発電、雨水利用方式を採用しています。
所在地 | 厚木市七沢516-1 |
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工事区分 | 新築工事 |
構造・規模 | 木造一部鉄筋コンクリート造・地上2階 |
建築面積 | 1,353.20平方メートル |
延床面積 | 2,075.98平方メートル |
工期 | 平成19年7月4日から平成21年3月31日 |
工事費総額 | 855,579千円 |
設計監理 | 株式会社小林建築設計事務所 |
施工 | 建築 本館棟 株式会社桐生工務店 鳥獣保護棟 株式会社タジリ住建 機械室棟 株式会社武雄建設 電気 橋本電気工事株式会社 衛生 扶桑工業株式会社 空調 株式会社神成工業 昇降機 中央エレベーター工業株式会社 外構 株式会社タジリ住建 |
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