更新日:2021年2月19日

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海浜自然生態園

 湘南海岸では、潮風や飛砂の害から住宅や道路を守るために「砂防林」を育成していますが、海浜自然生態園では、ゆっくりとボードウォークを散策しながら、砂防林とその前面の海岸(砂浜)に生育している植物(砂草)を観察することができます。

 砂草は、飛砂の発生を抑える役割を果たすだけでなく、かわいい花を咲かせて、わたし達の目を楽しませてくれます。特に春から夏にかけては、ハマヒルガオやハマエンドウが咲き乱れ、海浜自然生態園も鮮やかなピンクや紫に染まります。

園内ご案内

 海浜自然生態園は、砂防林と海岸の環境を模して作られており、飛砂や潮風にさらされる厳しい環境で生育する草や樹木を観察できます。

 園内には、ボードウォーク、あずまや、見晴らし台等があります。

海浜自然生態園の配置図 写真:海浜自然生態園の様子

写真:ハマエンドウの花

ハマエンドウ

写真:ハマヒルガオの花

ハマヒルガオ

写真:ビロードテンツキの花

ビロードテンツキ

写真:ハマゴウの花

ハマゴウ

砂草の紹介

 海岸は、養分の乏しい砂地に加え、潮風、波しぶきなどの影響で、植物の生育には非常に厳しい環境です。

 こうした環境に耐えて生育する砂草は、飛砂を防ぐほか、可憐な花を咲かせるなど砂浜に彩りを与えています。そっと観察しましょう。

 

ハマヒルガオの花(平成22年5月撮影)

ハマナスの花(後ろの紫色の花はハマエンドウ)(H18.8頃撮影)

ハマナスの実(H18.8頃撮影)

コウボウムギの実(背景は烏帽子岩)

コウボウムギの実(背景は烏帽子岩)(H18.8頃撮影)

ハマゴウの花(H18.8頃撮影)

ハマエンドウの花

ハマボウフウ

砂草に寄生し衰弱させる外来のネナシカズラ

砂草に寄生し衰弱させる外来のネナシカズラ(黄色い糸状の植物)

マルバシャリンバイ(樹木)の花

 

平成22年8月撮影 ハマゴウ(海浜自然生態園)

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