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更新日:2024年2月9日
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県では、平成31年4月に指定等した東京湾沿岸(神奈川県区間)における高潮浸水想定区域及び高潮特別警戒水位を見直し、公表しましたのでお知らせします。
令和元年台風第15号に伴う高波によって高潮浸水想定区域を越えて浸水が発生した事例等があったことを受けて、国が令和2年6月に「高潮浸水想定区域図作成の手引き」を改定したことに伴い、高潮浸水想定区域等を見直しました。
(1)高潮浸水想定区域
主に次の検討条件を見直して高潮浸水シミュレーションを行い、浸水の深さ(浸水深)及び浸水が継続する時間(浸水継続時間)を示す「高潮浸水想定区域図」を改めて作成しました。
【主な検討条件】
沿岸の構造物の決壊条件について、決壊あり・なしの両方を考慮
想定する台風の経路、半径及び移動速度の条件を増やして検討し、より影響の大きい台風を選定
あわせて、家屋の倒壊・流失をもたらすような氾濫流や越波が発生するおそれがある範囲を示す「家屋倒壊等氾濫想定区域図」を新たに作成しました。
なお、想定する中心気圧の台風が東京湾周辺を通過する確率は1/1,000から1/5,000年程度に相当します。
(2)高潮特別警戒水位
高潮浸水想定区域の見直しに伴い、沿岸4市(川崎市、横浜市、横須賀市及び三浦市)の計12区間で定めていた水位を再検討し、3区間に集約しました。
別紙「東京湾沿岸における高潮浸水想定区域等の見直し結果」(PDF:187KB)のとおり
今後、県は、沿岸市が取り組むこととなる高潮ハザードマップ等の作成などについて技術的な支援等を行っていきます。
(注記)見直しの概要、高潮浸水想定区域図及び高潮特別警戒水位については、次のホームページ、県河港課及び県政情報センターにおいて、閲覧できます。
・ 「東京湾沿岸における高潮浸水想定区域について」(県河港課ホームページ)
問合せ先
神奈川県県土整備局河川下水道部
防災なぎさ担当課長 田村 電話 045-285-0815
河港課なぎさグループ 和寺 電話 045-210-6514
このページの所管所属は県土整備局 河川下水道部河港課です。