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更新日:2023年4月1日
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神奈川県自然環境保全センター生き物情報
野外施設で観察できる両生類です。
(クリックすると詳しい説明がみられます)
【ヒキガエル科】
鳴き声:グッグッグッグ
東日本にすむ、ガマといわれるカエルです。自然観察園では3月中旬ごろの一斉繁殖(カエル合戦)や5月中旬ごろの一斉上陸が風物詩となっています。個体数の少ないメスをめぐってオスが攻防するカエル合戦の様子はにぎやかでダイナミックです。そのあとにはヒモ状の卵塊や、ヤマアカガエルと比べると黒くて小さいオタマジャクシも観察できます。
【アマガエル科】
鳴き声:ゲゲゲゲ
日本全国でみられる、ポピュラーなカエルです。背景により色が変わりますが、普段は背中は緑色、鼻先から鼓膜の後ろまで帯状の黒い模様が入っています。自然観察園では、葉の上などで休む姿が時折観察できます。
【アオガエル科】
鳴き声:コロコロコロコロ
アマガエルに似ますが、黒い模様はなく、少し大きいです。普段は樹上性です。自然観察園の谷戸では4月ごろから盛んに鳴き始め、5月中旬ごろには池のふちに泡状の卵塊がみられます。オランダの学者の名前がついていますが、日本固有の在来種です。
【アカガエル科】
鳴き声:ケケケーコココー
背中は赤褐色のものが多く、腹には模様があります。まだ寒い初春にカエル合戦を行います。天敵がいない冬の間に産卵を終わらせる戦略です。メスを求めるオスの鳴き声はニワトリの声に似ています。
【アカガエル科】
鳴き声:グゥッグゥッ
姿はヤマアカガエルによく似ていますが、腹の模様がほとんどないことで見分けます。伏流水で産卵をします。自然観察園では4月ごろに沢の支流で鳴き声が聞こえます。
【アカガエル科】
鳴き声:ギューギュー
イボガエルとも呼ばれるように、体に多くの突起がみられます。沢や池の周りでみられます。
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