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更新日:2021年3月23日
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神奈川県自然環境保全センター生き物情報
野外施設で一年を通して観察できる鳥です。(クリックすると詳しい説明が見られます)
説明欄では、園内での出会いやすさを「レア度」として★1つから3つで表し、見つけやすい★1つから順にご紹介します。
【ヒヨドリ科】
レア度:★
市街地から林、農耕地などでもっともよくみられる野鳥のひとつです。「ピーョ、ピーョ」という大きな鳴き声も目立ちます。雑食ですが、冬には木の実や花の蜜を食べに来ている姿がよく見られます。
【シジュウカラ科】
レア度:★
市街地でも見られるスズメ大の小鳥です。胸から腹にかけての黒いネクタイ模様が特徴で、オスの方が黒い線が太くなります。「ツツピー、ツツピー」などと鳴き、木の洞などで営巣します。
【シジュウカラ科】
レア度:★
林で生活するスズメ大の小鳥です。おなかのレンガ色、翼の灰色、頭の黒という配色が特徴です。さえずりはシジュウカラに似ていますが、よりゆっくりとしたテンポです。木をつついて昆虫を探したり、ドングリやエゴノキなどの堅い木の実を足で押さえてつついて食べたりする姿が見られます。
【キツツキ科】
レア度:★
林から市街地まで生息する、スズメ大の小さなキツツキです。野外施設でもよく出会えます。木に垂直にとまり、幹を回りながら上へ移動したり、「ギー」と鳴いたりする姿が見られます。
【メジロ科】
レア度:★
林や樹木の多い公園などでふつうにみられる小鳥です。黄緑色の体に、目の周りの白い縁取りが特徴です。「チィ、チュイ」などのいろいろな鳴き声の組み合わせで早口にさえずります。
【エナガ科】
レア度:★
小さく丸い体に長い尾羽が特徴のかわいらしい小鳥です。「ジュリリィ、ジュリリィ」と1年中鳴いています。数羽で群れになって、枝から枝へ伝っていったり、枝先にぶらさがったりするなど軽い身のこなしを見せてくれます。
【サギ科】
レア度:★
青みがかった灰色の羽が特徴の大型のサギです。池で魚やザリガニを狙っている姿がよく見られますが、近づくと「グワッ、グワッ」と鳴きながら飛び立ってしまいます。冬は白いダイサギとのツーショットも見られます。
【セキレイ科】
レア度:★
市街地、河川、農耕地などで見られる鳥で、本館の周りをよく歩き回っています。ちょこまかと地面を歩き、尾羽を上下に振る姿が特徴的です。飛び立つときには「チュチュン、チュチュン」とよく鳴きます。
【セキレイ科】
レア度:★★
ハクセキレイに比べると自然の多いところを好むようで、自然観察園の沢や池のそばで見られます。大きさや動きはハクセキレイとほぼ同じですが、おなかが黄色いのが特徴です。
【カワセミ科】
レア度:★★
宝石のような輝くブルーの羽が特徴です。羽は構造色で光の加減によって変化します。水辺に生息し、魚を獲り、崖に横穴を掘って営巣します。雌雄はほぼ同色ですが、メスは下のくちばしに赤みがあります。
【アトリ科】
レア度:★★
太く黄色いくちばしが特徴です。冬はよく群れになり、エノキなどの堅い木の実を食べています。ペンチのようなくちばしで実を割るパチパチという音が聞こえてきます。
【キツツキ科】
レア度:★★
アカゲラと比べると広葉樹林を好みます。背中の緑色が特徴で、オスは頭の後ろが赤くなります。あまり姿は見られませんが、繁殖期の春から夏にかけて「ピョーッ、ピョーッ、ピョーッ」というさえずりが聞こえてきます。
【キツツキ科】
レア度:★★★
林で生活するヒヨドリ大のキツツキの仲間です。高い木の上のほうで活動していることが多く、他のキツツキの仲間に比べると姿をみることは少ないですが、黒い羽根に白い斑点、赤いお腹が特徴で、オスは頭の後ろも赤くなります。
このページの所管所属は 自然環境保全センターです。