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更新日:2022年4月1日
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写真をよく見ると虫がかくれています。探してみましょう。
獲物を捕らえるため、天敵から身を守るため、生き物たちは上手に周囲の環境に溶け込んでいます。
虫を捕らえるカマキリや鳥になったつもりで、写真の中の虫たちを探してみましょう。
問題は全部で11問あります。目指せ、スゴ腕ハンター!?
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野生の勘がさえわたった、スゴ腕ハンター |
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なかなかのセンスがあります、普通のハンター |
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まだまだ修行が必要な、未熟なハンター |
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残念ながら厳しい自然界では生きられません。もっと自然に目を向けて、 見る目を養いましょう |
このなかに虫がいるよ。どこにいるのかな?
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このなかに虫がいるよ。どこにいるのかな?
このなかに虫がいるよ。どこにいるのかな?
アズチグモのメス(カニグモ科)
あみを張らずに、花のそばで待ち伏せし、やってきた虫を捕らえて食べます。
写真はメスで、目元のとんがり眼鏡が特徴的です。ちなみにオスは茶色で体も小さく、メスの上に乗って移動するそうです。
オンブバッタのメス(オンブバッタ科)
オスがメスの背中にのって「おんぶ」しているような姿がよく観察されます。
イネ科やカヤツリグサ科、ナス科、ヒルガオ科などさまざまな植物を食べるため、草原だけでなく公園や畑、庭などでもよく見られます。
ツマキシャチホコ(シャチホコガ科)
これはツマキシャチホコというガの成虫。はねの模様は樹木の皮、頭側は年輪のような模様まであって、見事に折れた木の枝にそっくりです。アスファルトの上ではちょっと目立っていますが、林の中ならわかりません。
幼虫はミズナラ、コナラ、クヌギの葉を食べます。
サトクダマキモドキの幼虫(ツユムシ科)
樹上性のキリギリスの仲間です。まだはねがないので幼虫です。
クダマキとはクツワムシの別名です。クツワムシの鳴声が機織のとき紡車を巻く音に似ていることから昔は「クダマキ(管巻)」と呼ばれていて、そのクツワムシに似ていることから命名されました。
ウラギンシジミの幼虫(シジミチョウ科)
成虫のはねの裏側が銀白色に輝くことから命名されました。
幼虫はマメ科の葉やつぼみ、花を食べます。この写真の幼虫はムラサキナツフジという植物に付いています。葉の近くで幼虫も緑色をしていますが、不思議なことに、花のそばにいるものは紫色になります。
ヒナバッタ(バッタ科)
平地から山地まで日当たりのよい草原にすむ、小型のバッタです。オスははねと後ろ足をこすって「ジキジキジキジキ…」音を出す、鳴く虫です。
ムラサキシジミ(シジミチョウ科)
はねの裏は地味ですが、ひとたびはねを開くと青紫色が輝きます。
成虫は花の蜜や樹液を吸い、幼虫はシイやカシの葉を食べます。卵を産むため、シイやカシの木の近くで飛ぶ成虫の姿もよく見られます。
クロコノマチョウ(タテハチョウ科)
はねの裏側が枯葉にそっくりです。夕方に活発に活動するチョウで、日中は薄暗い雑木林の落ち葉の上でじっとしているのでなかなか見つけられません。
成虫は樹液や果実を吸い、幼虫はススキやヨシの葉を食べます。
ゴマダラチョウの幼虫(タテハチョウ科)
これは越冬中のゴマダラチョウの幼虫です。食樹であるエノキの根元で、落ち葉の裏側にくっついて冬を越します。
葉の色に合わせて、夏は緑色をしていますが、冬は茶色になります。成虫は雑木林の樹液を吸います。
近縁種のオオムラサキの幼虫とそっくりで、背中の突起が3つなのがゴマダラチョウ、4つなのがオオムラサキです。
ヨモギエダシャク(シャクガ科)
樹木の幹にそっくりな模様です。
幼虫はその名にある通り、しゃくとり虫で、キク科、マメ科、クワ科、バラ科、ツバキ科など幅広い植物の葉を食べます。体が大きく多食性で、ナシ、クリなどの果樹やお茶の葉なども食べてしまうため、嫌われる一面も。
ナナフシモドキ(ナナフシ科)
写真の撮影者ですら、何を撮ったのかわからなくなるほどの溶け込み具合。体の色は緑色のものから褐色のものまでいて、木の枝になりきっています。雑木林などでサクラやコナラなどの植物の葉を食べます。
名前に「モドキ」とついていますが、ニセモノではなく、木の枝(七節)によく似ていることから命名されました。まさに擬態のプロです。
このページの所管所属は 自然環境保全センターです。