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更新日:2020年4月23日
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丹沢山地は、神奈川県の北西部に位置し、県土面積の約6分の1を占める40000ヘクタール余りの一大山塊です。北は道志川を隔てて道志山地と向かいあい、西は富士五湖地域に接し、南西は酒匂川を挟んで足柄山地と向かいあっています。南東では秦野盆地に接し、東は愛甲台地から相模平野に連なっています。最高地点は1673メートルを誇る蛭ヶ岳山頂で、ほかに1500メートルを超える山は、丹沢山、檜洞丸など9座を数えます。
また、丹沢山地の東端に位置する大山(標高1252メートル)は、古くから信仰の対象として最も親しまれてきました。そのために山地の呼び名として、しばしば「丹沢大山」という表現も使われています。
丹沢山地は、国定公園にも指定され、都心からわずか50キロメートルしか離れていないにもかかわらず、ブナやモミの原生林、ニホンカモシカやツキノワグマなどの大型野生動物、多くの滝を擁する深い渓谷など、豊かな自然がまだ数多く残っている場所です。
また、農林業や災害防止を通じて地域社会の支えとなり、神奈川県の水源地域としても重要な役割を果たしています。
丹沢大山自然再生計画の対象地域図
相模原市緑区津久井地区、秦野市、厚木市、伊勢原市、足柄上郡松田町、足柄上郡山北町、
愛甲郡愛川町、愛甲郡清川村の市町村域
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