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更新日:2022年9月8日
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自然再生
サントリーホールディングス株式会社と県が協働で実施している「天然水の森 丹沢」自然再生プロジェクトとして、今年度は渓流域等の場所で森林整備を行いました。新型コロナウイルス感染症の影響から、プロジェクトが思うように進まない時期がありましたが、無事に終えることができましたので、その様子を皆様にご報告させていただきます。
具体的には針葉樹と広葉樹の混ざった森林を目指し、2か所のスギ・ヒノキの人工林を整備しました。1か所では群状に伐採して、その後に生えてくる広葉樹の稚樹をシカの採食から守るため、植生保護柵を設置しました。もう1か所では、混みあった木々を単木で間引く定性間伐を行いました。
森林整備前は<写真1・3>のとおり、手入れ不足により林内が暗く、林床植生の衰退により、土壌流出が懸念されましたが、整備後<写真2・4>のように林内が明るくなりました。
<写真1>群状伐採地(伐採前)
<写真2>群状伐採地(伐採後)
<写真3>定性間伐地(間伐前)
<写真4>定性間伐地(間伐後)
また、令和元年度に森林を整備した渓流域で、植栽木や実生で成長している広葉樹が下草に被圧されないように下刈りを行いました。今後は、広葉樹の成長を見ながら整備を進めていく予定です。
<写真5>渓畔林整備地(下刈り前)
<写真6>渓畔林整備地(下刈り後)
モニタリング調査の結果の検証をし、来年度以降も引き続きプロジェクトを実施していきます。次回の更新を楽しみにしていてください!
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