初期公開日:2024年9月9日更新日:2024年9月10日

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特殊詐欺被害防止絵本の紹介

県では、被害が後を絶たない特殊詐欺の被害防止に向け、各世代のそれぞれの立場の方が特殊詐欺について考えてもらうことを目的として、令和5年度に「特殊詐欺と絆」をテーマに絵本作品を公募しました。このたび、最優秀作品に選ばれた「あいことばはなーに?」を絵本化し、県内のすべての小学校1年生に配布します。

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あいことばはなーに?

令和5年度に実施した「特殊詐欺被害防止/絵本コンクール」に応募があった全46作品の中から、くぼたゆうこ氏作の「あいことばはなーに?」が最優秀作品に選ばれました。この作品は、全体的にやさしい絵柄で、子どもにも理解しやすいストーリーとなっています。

作者である、くぼたゆうこ氏は、実際に実家にオレオレ詐欺の電話があったと聞き、少しでも怖い思いをする人が減ればいいなという想いから作品を描き上げて頂きました。

あらすじ

夏休みに、男の子が祖父母の家に遊びに行くことから始まります。
祖父母の家で、男の子が家族の合言葉を折り紙の手裏剣に書いて電話の横に貼ってくれました。

しばらく経ったある日、祖母のところに、息子を名乗る男から「会社のお金を落とした」という電話が掛ってきて・・・(※オレオレ詐欺の手口)。

絵本の一場面

 

あいことばのシーン

特殊詐欺を防ぐポイント

この絵本では、あらかじめ、家族や大切な人との間で「あいことばを決めておくこと」で、結果としてオレオレ詐欺の犯人を見破ることが出来ました。このような特殊詐欺を防ぐためには、あらかじめ、大切な人との間で「あいことば」を決めておくことが有効です。読者の皆さまも、この機会に「あいことば」を決めて、電話機の近くなどに掲示してください。

絵本(PDF電子版)の提供

本作品は下記のURLよりPDF電子版がダウンロード可能となっております。

特殊詐欺被害防止の啓発等のためにご利用ください。

PDF電子版のダウンロードはこちら(PDF:1,284KB)

 読者アンケート

今後の特殊詐欺被害対策事業に活用させていただくため、本作品が特殊詐欺について考える機会となったかなどの読者アンケートを実施しています。

令和6年度 特殊詐欺被害防止絵本 読者アンケート

注意事項

特殊詐欺被害防止絵本の著作権は神奈川県に帰属します。利用にあたっては、「神奈川県ウェブサイトのサイトポリシー」をご確認ください。