更新日:2024年4月11日
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風しん予防推進協力法人制度について
2018年夏以降風しんが流行し、その患者の多くが30~50代の働き盛りの男性です。
そのため、県では、法人や団体様において、風しん予防啓発に係る研修用教材動画としても活用いただける動画を制作しましたので、ぜひご活用ください。
従業員やその家族の健康を守るためにも、法人や団体の皆様の積極的な風しん対策をお願いします。
神奈川県では、県と連携して風しん予防に取り組む法人や団体を「風しん予防推進協力法人」として登録する制度を設けています。
従業員やその家族の健康管理、事業継続計画(BCP)、企業の社会的責任(CSR)の観点から、ぜひ登録をお願いします。
風しん予防に御協力ください!~風しん予防推進協力法人に登録を~リーフレット(H31.3)(PDF:199KB)
風しんは平成25年に大流行し、全国で14,000人を超える患者と32人の先天性風しん症候群が全国で報告されました。神奈川県は、「風しん撲滅作戦」を展開してきましたが、平成30年の夏以降、風しん患者が急増しています。
風しんは、妊娠初期の女性が感染すると、お腹の赤ちゃんに、難聴や心疾患など、先天性の病気を引き起こす恐れがあります。
そのため、妊娠を希望する女性は早めに免疫(抗体)を持っていただくとともに、妊婦の周囲の人にも免疫を持っていただくことが大切です。
また、今回の患者の中心である30代から50代の男性は、予防接種を受ける機会がなかったため、風しんに対する免疫を持っていない可能性があります。
風しんの流行を社会全体で防ぐためには、働き盛りの男性をはじめ、可能な限り全ての皆様に、免疫を持っていただくことが大切です。
そこで、従業員やその家族の健康を守るためにも、県と連携して風しん予防に取り組む法人や団体を登録する制度を設けています。
神奈川県内に所在する法人、団体等
※法人の事業所(本社、営業所、支店等)での登録も可能です。ただし、複数の事業所でお申し込みの場合は、できるだけ法人での登録に御協力ください。
※神奈川県がふさわしくないと認める法人は対象となりません。
次の各号の各項目のいずれかの活動を3つ以上実施することを登録要件とします。
ア 県が発行するポスターやチラシを食堂や事務室等、従業員の出入りの多いところに掲示又は配架する。
イ 社内報等の広報ツールにより、風しん予防の必要性について呼びかけを行う。
ウ 上司及び産業医等が風しんの予防接種をうけるよう呼びかけを行い、接種しやすい環境づくりを行う。
ア 予防接種の費用に対する助成を行う。
イ 定期健康診断の受診項目に抗体検査を追加する。
ア 法人ホームページに風しん予防(県作成ホームページ)のページにリンクするバナーの表示を行う。
イ 顧客等に対してリーフレットを配布する。
「神奈川県風しん撲滅作戦特設ページ」http://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/cnt/f420454/index.html
「風しん予防推進協力法人制度について」http://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/cnt/f532365/
※表彰は現在休止中です。
「風しん予防推進協力法人制度実施要綱」(PDF:120KB)をご参照のうえ、「風しん予防推進協力法人登録申請書(第1号様式)」(ワード:21KB)に必要事項を記入して、健康危機管理課に郵送又はFAXで提出してください。
登録内容に変更があった場合や、登録を取り消す場合は、「風しん予防推進協力法人登録内容抹消・変更届出書」(ワード:16KB)の提出をお願いします。
郵送先
〒231-8588 横浜市中区日本大通1 神奈川県医療危機対策本部室感染症対策グループ 宛て
FAX
045-633-3770
(令和4年8月1日更新)
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。