ホーム > 神奈川県記者発表資料 > ヘルパンギーナが警報水準を超えました
初期公開日:2023年6月29日更新日:2023年6月29日
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現在、神奈川県において乳幼児を中心に、突然の高熱と、のどの奥に現れる水ぶくれを特徴とするウイルス感染症「ヘルパンギーナ」が流行しています。
ヘルパンギーナは、初夏から秋にかけて流行する感染症ですが、神奈川県では6月上旬から患者報告数が増加し、第25週(6月19日から6月25日まで)の発生状況が、県内の定点(注記)あたり6.16となり、感染症発生動向調査における警報レベル(定点あたり6)を超えました。
夏季には、この他に手足口病や咽頭結膜熱も流行する傾向がありますので、感染予防を徹底しましょう。(別紙(PDF:298KB)参照)
(注記) 定点とは、県が指定した小児科医療機関(235か所)を指し、ヘルパンギーナについては、毎週患者数が報告されます。
直近でヘルパンギーナの定点あたり報告数が警報レベルとなったのは、平成28年で、今回は7年振りの警報となります。
県民の皆様へ 主な症状 突然高熱が出て、のどの奥に小さな水ぶくれができます。高熱は2から3日続きます が、通常であれば1週間ほどで治ります。 治療方法 発熱などの症状をやわらげる対症療法が中心となります。十分に水分を摂るようにしてください。また、発熱や頭痛、嘔吐が続いたり、その他、気になる症状がある場合には、医師の診察を受けてください。 予防方法 うがいや手洗いを心がけましょう。また、タオルの共用を避けましょう。 |
ヘルパンギーナの発生状況(神奈川県衛生研究所 感染症情報センター)
https://www.pref.kanagawa.jp/sys/eiken/003_center/03_center_main.htm
神奈川県健康医療局医療危機対策本部室
感染症対策連携担当課長 多田 電話045-285-0848
神奈川県衛生研究所
企画情報部長 関戸 電話0467-83-4400(内線2100)
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。