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更新日:2022年12月22日

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インフルエンザが流行の開始水準を超えました

2022年12月22日
記者発表資料

現在、インフルエンザの患者報告数が増加傾向にあります。
神奈川県内では、第50週(12月12日から12月18日まで)のインフルエンザの定点(注記)当たり患者報告数が「1.05」となり、前週の「0.45」から増加し、流行開始の目安となる「1」を超えました。
新型コロナウイルス感染症の流行下において、この2年間はインフルエンザの流行はありませんでしたが、前回、流行の開始水準を上回った2019-2020シーズンは、第44週(10月28日から11月3日まで)に「1」を超え、第50週(12月10日から12月16日まで)では「19.17」でした。
新型コロナウイルス感染症の流行以前と比較して、流行の速度は緩やかではありますが、インフルエンザは例年1月から2月にかけて最も流行することから、感染予防と感染拡大の防止のため、外出先から帰ったら、こまめに手を洗い、せきやくしゃみが出るときはマスクをするなどの、せきエチケットを徹底しましょう。

(注記) インフルエンザについては、県内378か所の医療機関を定点として指定し、週1回患者数が報告されます。

○ 県内のインフルエンザ発生状況(シーズン別)

県内のインフルエンザの発生状況

 

定点当たり報告数が10以上の場合に「注意報レベル」、30以上の場合に「警報レベル」となります。

○ 地域別インフルエンザ発生状況

県内の地域別のインフルエンザ発生状況

県民の皆様へ

〈インフルエンザの予防のためには〉

  •  手洗いは、感染予防の基本です。外から帰った時など、流水・石けんでこまめに手洗いをしましょう。
  •  インフルエンザワクチンの接種は、感染後に発症する可能性を下げる効果と、インフルエンザにかかった場合の重症化を防止する効果があると報告されています。
     ワクチン接種による効果が現れるまでに2週間程度要することから、接種を希望する方はこの期間を考慮してください。
  •  乾燥を避けて、適度な湿度(50から60%)を保ちましょう。
  •  十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。
  •  人混みへの外出を控えましょう。

〈他の人へうつさないために〉

  •  せきやくしゃみが出る時はマスクをするなどの、せきエチケットを徹底しましょう。

〈インフルエンザだと思ったら〉

  •  早めに医療機関を受診しましょう。
  •  安静にして休養をとり、十分に水分補給をしましょう。


【参考ホームページ】

〇 インフルエンザの発生状況(神奈川県衛生研究所感染症情報センター)

https://www.pref.kanagawa.jp/sys/eiken/003_center/03_center_main.htm(別ウィンドウで開きます)

〇 インフルエンザ様疾患施設別発生状況(医療危機対策本部室) 

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/cnt/f500373/index.html(別ウィンドウで開きます)

 

問合せ先

神奈川県健康医療局医療危機対策本部室

感染症対策連携担当課長 品川 電話045-285-0848

神奈川県衛生研究所

企画情報部長 関戸 電話0467-83-4400(内2100)

このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。