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初期公開日:2024年12月19日更新日:2024年12月19日

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インフルエンザの流行注意報を発令します!

2024年12月19日
記者発表資料

神奈川県内では第50週(12月9日から12月15日まで)のインフルエンザの定点当たり報告数が「19.98」となり、流行注意報の基準である「10.0」を超えました。
インフルエンザの感染予防と感染拡大防止のため、手洗い、咳エチケットを徹底するとともに、インフルエンザワクチンの接種を検討しましょう。

1 第50週(12月9日から12月15日まで)における保健所単位の地域別定点当たり報告数

(注記)数値表記については国のシステム数値を採用しているため、表示桁数が統一されていません。

 

(参考)インフルエンザの定点当たり報告数について

インフルエンザについては、県がインフルエンザ定点として指定した約380の医療機関から週1回患者数が報告されます。定点当たり報告数が1.0以上の場合に「流行開始」となり、10以上の場合に「注意報」、30以上の場合に「警報」となり、10未満になるまで警報は継続します。
インフルエンザシーズンは、毎年第36週から翌年第35週までの期間です。

2 インフルエンザの定点当たり報告数の推移(神奈川県)

(注記)2020/2021シーズン(水色)は、2021/2022シーズン(黄色)と重なっています。

 

(参考)神奈川県における近年の発生動向

神奈川県内では、2023/2024シーズンは新シーズンに入った第36週(9月4日から9月10日まで)のインフルエンザの定点当たり報告数が「5.45」であり、流行開始の目安である「1.0」を超えていました。
また、第39週(9月25日から10月1日まで)に報告数が「15.05」となり、注意報を発令しましたが、その後、シーズン終了まで警報基準を超えることはありませんでした。

2024/2025シーズンは、第44週(10月28日から11月3日まで)に報告数が「1.11」になり流行開始となりました。

県民の皆様へ

  • インフルエンザの予防のためには

手洗いは、感染予防の基本です。外から帰った時など、流水・石鹸でこまめに手洗いをしましょう。

インフルエンザワクチンの接種は、感染後に発症する可能性を下げる効果と、インフルエンザにかかった場合の重症化を防止する効果があると報告されています。
ワクチン接種による効果が現れるまでに2週間程度要することから、接種を希望する方はこの期間を考慮してください。

乾燥を避けて、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。

十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。

人混みへの外出の際はマスクの着用や手指衛生を心がけましょう。

  • 他の人へうつさないために

せきやくしゃみが出る時はマスクをするなどの、咳エチケットを徹底しましょう。

  • インフルエンザにかかったら

早めに医療機関を受診しましょう。

安静にして休養をとり、十分に水分補給をしましょう。

 

【参考ホームページ】

疾患別情報 インフルエンザ(神奈川県衛生研究所 感染症情報センター)

https://www.pref.kanagawa.jp/sys/eiken/003_center/0006_disease/0006_influenza.html

インフルエンザ施設別発生状況(健康危機・感染症対策課)
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/cnt/f500373/index.html

インフルエンザについて(健康危機・感染症対策課)
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/cnt/f430628/index.html

問合せ先

神奈川県健康医療局保健医療部

感染症対策担当課長 中山

電話045-285-0848

健康危機・感染症対策課感染症対策連携グループ 横山

電話045-285-0776

神奈川県衛生研究所

企画情報部長 関戸

電話0467-83-4400(内線2100)

このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。